目白の「志むら」の5月の生菓子から「卯の花」(¥300+税)。
白、黄色、萌黄のきんとん。儚げな色あいです。
お店でイートインしたのは「あやめ饅頭」(¥300、煎茶とのセットで¥740+税)。
みどりの葉のラインがキリリと凛々しい姿。やや厚めのおまんじゅうの皮はふんわり。中はこしあんです。
「志むら」といえば。やはり、「九十九餅」(つくももち)!
全卵をねりこんだぎゅうひもち。やわらかくて・・・まろやかなんですよ
蜜漬けしたとら豆もふっくら。きなこもたっぷりで、会社でたべるときは、ちょっと注意が必要 デスクがきなこまみれになっちゃう 笑!
1つ¥120。6,7年ぶりだけど、同じお値段なのもウレシイ。
この日は、学習院大学史料館の特別展「宮廷装束の世界」をみに目白へ。
小さな展示室ですが、皇族・華族の美しい衣装やかわいらしいボンボニエールなどが展示。特に、繊細な文様の織物はすばらしかったです。あの職人技術、今も継承されているのでしょうか。だといいのだけど。
外にでたら、すてきな木造建築を発見。1909年に建てられた旧図書館。帝国図書館(今の国際子ども図書館 @上野)を設計した久留正道によるものです。
シンプルな建物にみえますが、よくみると、優美なラインにあふれていて。
ドアのちょうつがいには、こんな模様が。あとで知ったのですが、桜のモチーフなんですって。
建物下部分の空気孔?にも桜。学習院の校章ですものね。
本当は、中もしっかりみたかったけど、不審者になりそうなのでこれぐらいで。。。
こちらは旧皇族寮。
全寮制だった時代、山階宮武彦王ら皇族の寮として利用されたそうです。 ここにも、桜モチーフ。
キャンパスもすてきでした
1927年(昭和2年)に竣工した旧理科特別教場(南1号館)。 玄関や窓のアーチが美しい!
アールデコ調の階段の手すり。すてき。
こちらは旧中等科教場(西1号館)。1930年(昭和5年)の竣工。
ドアの繊細な姿に、もううっとり
掲示板の木枠や教室の部屋番号プレートなど・・・装飾の1つ1つが美しくて。
いずれも国の登録有形文化財に指定されている貴重な建物群。今も現役の校舎として利用されているのですよ!すばらしい。
目白に移転した1908年から学習院の歴史を見守ってきた正門。風格がありますね。
思いがけずレトロ建築おさんぽも堪能 大満足です♪
志むら 志むらのおかし
東京都豊島区目白3-13-3 03-3953-3388 9:00-19:00(祝 -18:00) 休:日