okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

国会議事堂限定焼

2017-06-06 01:47:59 | 和のおやつ

  国会の焼印がはいったおまんじゅう、「国会議事堂限定焼」(8個入り¥650)。

  売っているのは、もちろん・・・国会です!

 5月3日の憲法記念日、衆議院の日本国憲法施行70周年記念特別参観に行ってきまして。

 こどもの頃に見学にきたことはあったけど、ちゃんとまたみたいな、と思っていたところに特別参観のことを知って。通常見学できないエリアにも入れるそうなので、早速、参加! 見学者のための荷物検査場がきちんと整備されていてびっくり。いつのまにこんな場所が?

 混むかと思って、早めに行きました。10時頃到着で、5500番目ぐらい。(整理券の番号から推測すると)

 おなじみ、本会議場。 陛下の「御座所」など立派な彫刻が施されていて威厳があります。

 だけど、本会議でまともな議論をしているイメージがあまりなく。。。 ヤジとか、牛歩戦術のイメージが  こんな立派な議事場なのだから、国政をしっかり議論する場であってほしいです。(してるかもしれないけど。)

 本会議場をでたら、伝言板を発見。なつかしい!

 昔、駅にもありましたよねー。

 こちらは予算委員会が行われる第一委員会室。

 発言席と答弁席、かなり近い! テレビだと広くみえますよね。

 こちらは大臣室。国会前に総理をはじめ閣僚が座っている映像はここ。

 このちょうど真上、3階にあるのが陛下のための「御休所」。

 総檜造りのひときわ凝った装飾のお部屋。

 天井も格式がありますし、藤のお花や鳳凰も描かれていて。菊の御紋も

 「御休所」の入り口。よくみると、左右の壁のエンボス模様・・・左近の桜、右近の橘です! わぁー、御所をイメージ?

 エレベータもレトロですてき。乗ってみたい!

 

 階段にもうっとり。

 館内の壁石には、化石が多く含まれてることも有名らしいです。 3,4コぐらいは、すぐにみつかります!

 そして・・・圧巻は中央広間

 ステンドグラスが美しい、壮大な玄関ホール。

 四隅には日本の四季が描かれています。そして、伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像。空席となっている四人目は・・・どなたに?

 選挙後の特別会召集日、ここで議員バッジをつけてもらうそうですよ。気持ちがひきしまるだろうなぁ。初心を忘れず、お願いしたいです。

 広間の床の大理石のモザイク。すてき。こんなすばらしい装飾が国会にあったなんて!

 17年の年月をかけ1936年(昭和11年)に竣工した国会議事堂。建築費は当時の価値で2500万円以上。内装も見事ですが、石積みの外観も堂々としています。国の総力をあげた一大プロジェクトだったのでしょうね。今はこんな立派な議事堂、つくれなさそう。

 職員の方々の対応もよかったです。丁寧に説明してくださるし、外では、自分の名前を速記で書いてくれるサービス?も。全然、解読できなかった(笑)。

 テレビでも紹介していたのですが、衆議院の事務局長が広報活動に熱心に取り組まれているそうで、案内担当の職員の方は、外国人向けの英語のスピーチも練習しているとか。すごい! 今回も「衆議院を知ってもらいたい」という職員の方々の思いが随処に伝わってきました。 白制服の衛兵?さんとの記念撮影もしちゃいましたよ ふだんはそういうこと、しないんだけど、お話がお上手で、つい♪

 この後は、憲政記念館で帝国憲法改正案などの資料を見学。

 ミニチュア本会議場もあっておもしろかった!

 

 施政方針演説、しちゃいます?

 憲法記念日らしい1日になりました。ワタシも意識が高い方ではないので・・・、後日、新憲法公布後に中学生向けに作成された冊子などをいまさらながら読んでみたり。

 最近の国会って、どれも議論がうすっぺらい気が・・・。反対ありきの批判じゃなくて、きちんと建設的な議論をしてほしいな。スキャンダルとか足のひっぱりあいじゃなくて、ちゃんと国の方針を議論してほしいと思うのです。大事なこと、山積みなのだから。

 

 

コメント
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