夏のおさんぽ。
salon de KANBAYASHIのあとにいってみたのが・・・下鴨茶寮。
ランチに「季節のお弁当」(¥5500+税)をいただいてきました。
箸のとめ紙・・・このシルエットは鴨? コースターは日の丸の扇子のエンボス入りです。
最初は、先附のとうもろこし豆腐。
とうもろこしの甘み おだしもうまい!!! のり、わさび、焼きとうもろこしものせて。
お椀はえびしんじょう。
ふわーっとゆずの香りがしてきます♪
ふわふわのえびしんじょうに・・・紅白のうちわ 大根と人参です。カワイイー 夏ならではの心遣い。大感激
そして・・・鈴虫の虫籠!
もちろん、本物の虫籠ではありませんが(笑)、風情ありますね。 おかーさんにもみせたかったな。 こういうことを体感できて・・・日本に生まれてよかったと思う(涙)。
お食事もすばらしかったですよ。
右上から時計まわりに、わかめ&シメジの酢の物、一口鯖寿司、鴨ロース、出汁巻き卵、たこ、えび、サツマイモの甘露煮、右下が賀茂なすと小芋、冬瓜の蟹あんかけ、続いて、さわらの幽庵焼き、アオリイカと鯛のお刺身。
すでに満腹ですが、シメのごはん。
こんぶふりかけ、ちりめん山椒、お漬物など。赤だしは海藻入り。
さらにデザート
お猪口のクリームブリュレ、なし、ピオーネ。
黄身たっぷりのたまごプリン風のクリームブリュレ。表面がカリカリっと焼き立てで、びっくり!本格的です。ピオーネは、丁寧に一粒ずつ皮ぬきされたもの。
ゴールドの菊模様のお皿もすてき
さらに、お茶受けとして、こちらが登場。
一番上から・・・蘇、国産レモンのキャラメル、きなこ入りのバタークリーム、バナナ羊羹、丹波黒豆のチョコレート。
1つずつ味がしっかりしてるし、めずらしい甘味でおもしろかったです。きなこバタークリームは、中にいちじくが入ってましたよ。
おしいかった! もう大大大満足♪
下鴨茶寮、ちょっと敷居が高いイメージでしたけど・・・テーブル席もあって思ったより気軽にお食事できました。遅めのランチだったので空いていてちょうどよかったかも。
さて、ランチを食べにわざわざここまできた訳ではなくて、お目当ては・・・
下鴨神社、ではなくて、旧三井家下鴨別邸。
こちらも、夏の特別公開中で。
木屋町にあった旧三井家の別邸を移築したもので、戦後は国に譲渡され、京都家庭裁判所の所長宿舎として長く使用されていたそうです。明治、大正期の建築様式が残されている建物として、2011年(平成23年)には国の重要文化財に指定されました。
屋根瓦には三井家の家紋。
夏の特別公開では2階部分も見学。
手すりや障子戸のラインも優美。
照明の装具もすてきなんです。
豪華絢爛、ではないけれど、1つ1つ、繊細で丁寧な造りの邸宅で、あちこちみてはうっとり。しかも場所は下鴨神社の目の前!
ここに住まわれていた歴代の京都家裁の所長さんがうらやましい
訪れるたびにすてきな場所をみつけてしまうので、京都おさんぽ、また行きたくなるんですよね。・・・おいしいごはんや甘いモノもいっぱいあるし♪
京都市左京区下鴨宮河町62 TEL:075-701-5185