okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

宝来屋 ぼんぼり

2018-03-20 01:02:22 | 和のおやつ

 今月初め、九段下の宝来屋さんに久しぶりに行ってきて。

 桃の節句にぴったりのかわいらしいお菓子をいただいてきました。

 「ぼんぼり」、ピンクと白のぼかしの練りきり。春色です

 「灯りをつけましょ~♪」のイメージでしたが、よくみたら、桜模様!てっきり、桃や梅だと思ってました。

 中はこしあん。

 お茶とのセットで¥550。テイクアウトだと、¥270だったかな。

 特別に?、桜湯もサービスしていただいて。すっかり、雛まつり気分。

 この日は、東京国立近代美術館の帰り道。

 ここも好きな美術館のひとつ。

 熊谷守一展(2017年12月1日~2018年3月21日)をみたくて行ってきました。

 作品点数がとても多くて、見応えありすぎ! 少年時代から晩年の作品をずらりと展示。

 やはり、戦後のシンプルな画風がすきかな。ミナ・ペルホネンのような、かわいらしさです。

 常設展もいいですよ。いついっても、知っている、みたことがある作品に必ず出会えます!

 皇居のお濠を一望できる「眺めのいい部屋」なども魅力的なのですが・・・ここも好きな場所。

 屏風などを展示するお部屋といっていいのかな。 ゆったりと展示されている作品と中央にある籐椅子。

 暗闇の中に作品が浮きあがるよう。舞台をみているようです。 このシックな感覚にいつもうっとり

 名作ぞろいなのに、いつも行列になるほどの混雑じゃないのが不思議。

 しいて不満といえば、館内に休憩するカフェがないことかな。ミクニのレストランがあるけど、入れた試しがありません!ティータイムもないし。 こんなに大きい美術館なのに、こんなサービスって・・・なんでー? 上野と全然違う!

 と、思いながら、この後は工芸館へ。 

 明治43年(1910年)に建築された、旧近衛師団司令部庁舎。国の重要文化財です。

 展示室がある2階。

 照明や窓、階段など・・・あぁ、すてき。

 この椅子は、黒田辰秋によるもの。

 どっしり、しっかりした造り。

 大人3人(4人?)座ってもびくともしない重厚さ。そして、なめらかな曲線。

 黒田作品に直に触れることができる貴重な椅子です。

 九段下の駅に向かう途中、こんな建物を発見。

 風向計?

 方角が「東西南北」、漢字です。

 きっと、明治のものだと思うのだけど・・・よくぞ残ってましたね。

 何年も何十年も、かわりゆく東京をみてきたのでしょう。

 

宝来屋

東京都千代田区九段南2-4-15 TEL 03-3261-4612 休:日

 

 

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