春の和菓子の、はじまり、はじまり その２ ＠全国銘菓展

　あんこ以外のお菓子もいろいろと

　一六タルトの愛媛・一六本舗さんの「い～よかんしかない！」（￥120＋税）。いよかん風味のマドレーヌですって。ネーミングが絶妙　山形の十印さんの「いいよかん」とコラボ販売してみては？　チョコVer.もありました！（￥140＋税）。　あまおう味の一六タルトも気になったのですが、カットサイズが売り切れで。おいしそうだったなー。

 こちらはなんと！シベリア

　松江の風流堂さんです（￥530＋税）。

　くちどけのよいカステラで備中大納言小豆をつかった羊羹をサンド。ややあっさりめの上品なお味かな。

　かぶりつきのおやつじゃなくて、少しお行儀よくいただきます　本店では定番菓子らしいですが3月までの販売なんですって。

　和三盆のお干菓子「風のねいろ」（￥900＋税）。これは初めて

　抹茶、クランベリー、ほうじ茶（チョコがけ）のお味。あっまーいお菓子ですが、疲れたときにしみますね　お味は季節で変わるそうで、こちらは春シリーズ　冬のいちご味もきっとおいしいと思う！　

　それと！　平治煎餅本店さん！

　開発に5年かかったという「平治煎餅ショコラ」（5個入り￥970＋税）と「平治煎餅　銀傘」（6個入り￥600）。

　ショコラ味は、昔ながらの平治煎餅にチョコレートをまとわせたものということですが・・・しみチョコみたいなイメージ？　チョコをくわえて、さらに傘模様をくっきりと出すのにとても苦労されたそうです。以前のイベントでも大好評だったそうですよ。

　「銀傘」は、生地にアーモンドパウダー、仕上げに粉糖をかけて雪にみたてたスノーボール風のお煎餅。傘に降り積もる白い粉雪・・・アイデアがすばらしい！

　日持ちするのでまだ手を付けてないのですが・・・どちらもお味見がすっごく楽しみ

　サイトでみつけた平治最中も気になります！

　楽しいお菓子にたくさん出会えて、今回も大満足

 

 

春の和菓子の、はじまり、はじまり その１ ＠全国銘菓展

　日本橋三越の第74回全国銘菓展（2020.2.26～3.2）。今年は行くのはどうかな、と悩んだのですが、作業がおわらず会社に行かねばならなかったので、外出ついでに1時間だけ！と思って行ってきました。

　今年のテーマは「誕生」。平成から令和へ、新時代の幕開けをイメージした春の和菓子がたくさんありましたよ。

　こちらは両口屋是清さんの「はじまりの光」（￥400＋税）と「桜もち」（￥320＋税）。

　扇のような模様とカラフルなこなし生地で、命の誕生をイメージ。金粉がキラキラして太陽の光のようです

　桜もちは道明寺製。なんと！白とピンクの二色です

　どっちも！ですね。かわいらしい　中はこしあん。

　こっちの桜餅は、奈良の本家菊家さん（￥278＋税）。

　やや小ぶりの白の道明寺。甘さがひかえめで上品なお味でした　塩味もほのかに。おいしかった！

　手前の桃は・・・岡山の廣榮堂さんの「桃から生まれたきびだんご」（￥350＋税）。

　かわいいでしょ　ぱっかーんと割れた桃からきびだんご！きびだんごの下のあんこは桃あんです。ほっこりと、思わず笑顔。

　清月堂さんのは、ちょっと異色？の和菓子。

　「誕生～地球～」（￥350＋税）。そう、地球です！

　青と緑、白で、海、大地、雲をデザイン。金粉は星です。生地はねりきりで、外側を寒天でツヤツヤにコーティング。もう、これ、地球にしかみえないですよね。中はどんな風になっているかというと・・・

　食べちゃったので（笑）、「あじわい」（NO.208）から拝借。青ねりきり、桜あん、センターがこしあんの3層。ここもまるで地球のような。こしあんがマグマ？　みためのインパクトが強いですが、お味は正統派。おいしいあんこでした。桜あんが春の香りを感じさせてくれて。

　手作りなので、1つ1つ、地球の表情も違います。選ぶのも楽しかったです！

　右は「都の錦」（￥350＋税）はピンク、黄色、緑のパステルカラー　花のような優しい色合いでかわいらしさ満開。中はこしあんです。

　春色の和菓子が勢ぞろいした全国銘菓展。老舗どころの桜餅の食べ比べもできて、和菓子好きにはうれしい機会

　さすがにイベントは縮小しての開催だったようです。

　難しいタイミングだったのは残念ですが、今年もよい企画だったと思います