おさんぽ先は・・・十和田ホテルです
「秋田杉の館」と呼ばれる、木造3階建てのホテル。昭和15年の東京オリンピックを迎えるにあたり政府の要請で秋田県が着工、1939年(昭和14年)に開業しました。設計は、日本大学教授だった長倉謙介。秋田杉の半丸太と赤い屋根の外観は北欧のログハウス風。秋田、青森、岩手から宮大工80人が集結し、釘を1本も使わない工法で建てられたのだそうです。現在、国の登録有形文化財に指定されています。
1996年(平成8年)より2年にわたる大改修が行われ、一度解体したのだそうです。塗装は5年に1度、行っているそうですよ。
建築当初の玄関、丸太がふんだんに使われています。すてき!
中はこんな感じです!
けやきの板に、十和田湖の小石。むかしはここで下足を脱いだのでしょうね。
玄関ホールにある大きな切り株は、樹齢250~300年の秋田杉。その奥にみえるのは、創業当時の金庫。日本橋の金庫やさん製。当時はここが受付&ロビーだったそうです。
天井は吹き抜けに!開放的。夜の方がムーディー
ポスター、まさにこの場所ですね。秋田犬も
吹き抜けの2階は図書スペースになってます。
それにしても、東北の山奥に、戦前からこんなおしゃれなホテルがあったとは。すばらしい
冬期は休業するので、その前に行ってみたい!と思っていたのです。スタッフの方にお聞きしたら、やはり紅葉シーズンが一番人気らしいですが、新緑の5月もおすすめとのこと。でも今年は・・・休館が6月まで延長されているようですね。
さて、お部屋にはりんごのお菓子が用意されていました。
ホテルメイドではありませんが・・・林檎の森の「青森りんご焼」というカステラ焼。中にりんごジャム
おいしかった!りんごのカタチもかわいらしいです♪
(2019.9)
そうなんです。館内も木材がたくさん使われていて、
すてきでしたよ。
和室にすればよかったです!