いいもの見ぃ~つけた!

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<日本酒> 秋田 福乃友/福乃友酒造

2020-12-30 07:37:37 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(仙台国税局)】
 〈秋田〉 福乃友/福乃友酒造

 

 福乃友酒造の創業は大正2年(1913年)、初代当主福田秀一と杜氏高橋友五郎の氏名から一文字ずつを取り、「福乃友」と命名されました。蔵は、みちのく秋田の県南部、仙北平野と呼ばれる稲作のたいへん盛んな地域にあります。米どころで収穫された元気な米と、近くを流れる秋田最大の川、雄物川水系の伏流水、杜氏・蔵人による良質な酒造りを創業より今も変わらず造り続けています。

 日本酒の原材料として大半を占める、米と水ですが、秋田はいわずと知れた良質な米の産地です。仕込みに使う水も軟水で、豊富な伏流水を地下から汲み上げ、仕込みだけではなく、全ての作業にこの水を使用しています。

 出来上がった酒は米の旨味を感じる、まっすぐな味に仕上がっており、代表的な銘柄「冬樹」は酒造好適米には出せない米の旨味たっぷりに仕上げました。食用米で造った無ろ過、無調整純米吟醸原酒。一切手を加えない、できたままの状態で瓶詰めしました。「蔵内原酒」はガツンとした飲みごたえのある原酒です。蔵内とは蔵人しか飲めない、しぼったままの一切手を加えていないお酒のことを呼びます。当蔵ではお酒好きの方に時々お分けしていたところ、裏メニュー的な商品でしたが「やみつきになる味」とたいへん好評を得ており、この度正式に商品化いたしました。

 福乃友酒造の酒造り
 
 雪国秋田ならではの酒造り
 福乃友の酒造りは創業当時から変わらぬ技法で製造しています。

 雪に覆われた蔵は酒造りに好適な室温が保持され、清酒の醪は低温長期の醗酵経過をたどり、きめ細かな酒ができあがります。

 
 地下汲み上げの伏流水 
 清酒の味に大きく関わってくるのは水です。仕込水に使う水は軟水で、豊富な伏流水を地下から汲み上げ、仕込みのみならず、全ての作業にこの水を使用しております。軟水の仕込水は出来上がった酒をまろやかにし、しっかりとした味わいに仕上げます。

 
 旨みたっぷりの秋田米
 水と並ぶ原材料の米ですが、こちらも地元秋田で収穫された、旨みたっぷりの米を中心に使用しております。米から出た味をしっかりと出来上がった酒にも出すよう心がけております。

 
 味に魂を吹き込む蔵人
 福乃友の酒造りは蔵元が自ら直接蔵に入り自分達の造りたい理想の酒を目指して日々酒造りに励んでおります。秋田流低温長期醗酵、昔ながらの伝統的醸造法により一本一本、じっくりと手間暇を惜しまず心を込めて仕込みます。この地の米、水、そして人によって醸された、決して派手ではないが、秋田美人のように凛としたお酒です。

 通信販売・酒蔵見学
 
 通信販売
 全国のお客様に、蔵直送でお酒をお届けしています。「ただお酒だけではなく、秋田や酒蔵の“匂い”や雰囲気もお届けしたい」年に数回お届けする季節のご案内、情報満載のかわら版もご好評をいただいております。

 
 酒蔵見学
 皆様方との新たな交流の場として、創業当時の頃に復元した蔵をぜひ見に来てください。酒造りにまつわる品々を展示している文庫蔵は、地元の方のギャラリースペースとしてもご利用いただいています。

 仕込み水を使ったオリジナルブレンドコーヒー、大吟醸アイスクリームをお楽しみいただける喫茶コーナー、人気酒の試飲や蔵だけの限定酒も取り揃えているショップコーナー、ご自由に汲み放題の仕込み水コーナーなど、酒蔵ならではのスポットもたくさんです。

 

*https://fukunotomo.co.jp/SHOP/00167.html より

 福乃友酒造株式会社 秋田県大仙市神宮寺字本郷野82-6

 

 銘柄一覧

 「福乃友」大吟醸・大吟醸 雫・純米大吟醸 煌星

 「冬樹」純米吟醸原酒・純米吟醸原酒・

 「秋田めし」純米吟醸

 「神宮寺」純米吟醸 など

 

 

 

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<地理的表示(GI)保護制度> 登録番号 8. くまもと県産い草

2020-12-30 07:02:26 | 農産品

 登録番号 第8号 くまもと県産い草

 特定農林水産物等の区分 第4類 その他農産物類(工芸農作物を含む) いぐさ

 特定農林水産物等の生産地 熊本県八代市、熊本県八代郡氷川町、熊本県宇城市、熊本県球磨郡あさぎり町

 登録生産者団体 八代地域農業協同組合、熊本宇城農業協同組合、球磨地域農業協同組合

 特定農林水産物等の特性 茎長が長く畳表の製織に適した熊本県優良指定品種(ひのみどり、夕凪、ひのはるか、涼風)を用い、伝統的な「泥染め」製法により光沢や色調を整えた良質ないぐさ。

 地域との結び付き 熊本県優良指定品種(ひのみどり、夕凪、ひのはるか、涼風)は生産地の生産者に栽培が限られている。泥染め行程はいぐさ栽培の歴史に合わせて効率的な製法技術として確立。

 *https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/i08.html より

 

 「くまもと県産い草」は、伝統的に行われている「泥染め」により高品質を長きに渡って保つことができるい草です。「くまもと県産い草」は基準化された栽培方法や品種の管理が遵守されているため、いぐさ内部の白い綿のようなものが網目状に張り巡らされたハニカム構造がしっかりと詰まった密度の高いものが出来上がり、い草が有する調湿性能や有害物質吸着性能が十二分に発揮されます。
 熊本県の八代市、氷川町、宇城市、あさぎり町で栽培されるいぐさが全国生産量の約9割を占めていることから、いぐさと言えば熊本県産が代表的なものとして認知されています。品種は、熊本県の優良指定品種である、ひのみどり・夕凪・ひのはるかが栽培・育成されています。ひのみどりは、畳表に加工した時に、表面がきめ細やかで織り目が良く通り、美しい高品質な畳表になります。ひのはるかは、ひのみどりより茎が長くなるため、端部の品位が優れた美しい畳表になります。一方夕凪は、いぐさの表皮が厚く、硬いので耐久性の優れた畳表になります。
 栽培が行われてきた歴史と共に伝統的に行われてきた製法が「泥染め」と言う作業で、刈取った直後のいぐさを、染土と呼ばれる天然土を水に適度な濃度に溶かして調製した液にまんべんなく浸漬します。いぐさ一本一本の隅々に泥が付着することで、全体に乾燥することができ、コーティングされた泥が葉緑素やいぐさの内部構造のダメージを抑えるため、光沢や色調を整えられた良質ないぐさができます。また、過度な乾燥を抑制し適度な湿度を保つことができるため、いぐさの品質を長きに渡って保つためにも重要な行程となります。

 全国一の生産量を支える源として、球磨郡水上村を源流とし八代平野部へと流れる「球磨川」や豊富な地下水などを背景として水田地帯が発達しており、豊富な水資源が全国一の生産量のいぐさ栽培を支えています。
 八代市、氷川町、宇城市、あさぎり町の気候は、いぐさの生育に非常に適しています。各地域に共通して、1~3月の冬場の水田が凍る寸前の気温の低下と夏場の気温の上昇がもたらす温度差が生じ、また5月の日照時間の長さと6月の日照時間の短さが対照的なことで、いぐさの茎長が長くなるとともに、高品質ないぐさを高い収量で栽培できます。茎長の長いいぐさを使用して畳表に製織すると、色合いの統一された美しい畳表に仕上がります。

 八代地方におけるい業の歴史は古く、1500年代に太牟田上土(あげつち)城主、岩崎忠久が領内の古閑淵前にいぐさを栽培させ、特別の保護のもとに奨励したのが、熊本県でいぐさの栽培が根付く始まりになったと伝えられています。明治維新前までは「お止草(おとめぐさ)」として太牟田・新牟田・上土・新開・下村の5つの村に栽培が限られていましたが、時代を追うごとに地場産業として定着し、八代地方を中心に宇城・球磨地方でも広がりを見せ、1970年には日本一の産地に成長しました。
 宇城地方は、八代地域に隣接しており気候や生育環境が似た地域として産地の広がりを見せましたが、飛び地である球磨地方では1966年頃からいぐさ栽培が始まりました。球磨地域における気候などの気象条件が、かつての大産地であった広島・岡山と似ていたことから、都市化等で栽培面積が減少傾向にあった広島・岡山の生産者からの生産技術を導入しながら、面積は少なかったものの高品質ないぐさの生産を目指し、産地として広がっていきました。

*https://gi-act.maff.go.jp/register/entry/8.html より

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<漢字検定> 準1級 読み 49.回答 50.出題

2020-12-30 06:47:40 | 漢字検定

 前回の回答

 

 次の漢字(熟語)の読みを答えてください。

 


 問1 冥利-みょうり-1 仏・菩薩 (ぼさつ) が人知れず与える利益 (りやく) 。

             2 知らず知らずの間に神仏から受ける利益や恩恵。また、善行の報いとして受ける幸福。

             3 ある立場にいることによって受ける恩恵。

             4 職業や身分を表す語の下に付けて、それにかけて誓うという意を表す。

 


 問2 茅屋 -回の回答

 

 

 

 次の漢字(熟語)の読みを答えてください。

 

 

 

 

 問1 冥利-みょうり-1 仏・菩薩 (ぼさつ) が人知れず与える利益 (りやく) 。

 

           2 知らず知らずの間に神仏から受ける利益や恩恵。また、善行の報いとして受ける幸福。

 

           3 ある立場にいることによって受ける恩恵。

 

           4 職業や身分を表す語の下に付けて、それにかけて誓うという意を表す。

 

 問2 茅屋 -ぼうおく-1 草ぶきの屋根の家。

              2 みすぼらしい家。あばらや。また、自分の家をへりくだっていう語。

 


 問3 祁寒-きかん-きびしい寒さ。厳寒。酷寒。

 


 問4 後胤-こういん-子孫。後裔 (こうえい) 。

 


 問5 歯牙-しが-1 歯と牙 (きば) 。また、歯。

           2 言葉。口先 

 

 今回の出題

 

 次の漢字(熟語)の読みを答えてください。

 

 問1 跨下

 

 問2 虞犯

 

 問3 蓬髪

 

 問4 推挽

 

 問5 歌唄 

 


 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書 より

 ※答えとして表示している読みとは別の読み方がある場合もあります。

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<プライドフィッシュ> 高知-冬 定置獲れたて 室戸ブリ

2020-12-30 06:40:47 | 食品

 旬:3~5月←これって「冬」なのか?(笑 豊富な餌を食べて栄養を蓄えた脂のたっぷりのった産卵期のブリ

 プライドストーリー:産卵を控えた体は、脂ののりが抜群!漁師も虜になるほど、そのおいしさは折り紙つき

 急峻で切り立ち、海洋深層水の宝庫である室戸沿岸。豊富なエサを求め、ブリをはじめとするさまざまな魚が回遊しています。ブリが産卵を控える晩冬から春にかけての3~5月は定置網の盛漁期で、脂ののったブリが大量に漁獲され、漁村が賑わいを見せます。そこで漁獲されたものの中でも、10kgを超えるものを「定置獲れたて室戸ブリ」と呼んでいます。
 脂ののったブリは、刺身はもちろん、タタキ、しゃぶしゃぶ、ブリ大根やあら炊きなど、どんな料理でも絶品!その旨さは、明日の漁を控えた漁師もついついブリを肴に呑みすぎてしまうほどです。

 

 水揚げ漁港や漁法:ブリの習性をうまく利用した定置網漁法で漁獲

 主な水揚げ港は高知県漁協佐喜浜町支所、椎名支所、三津支所、高岡支所で、産卵を控えた冬に定置網で習性を利用して水揚げされます。漁法は、大型定置網で垣網(かきあみ)を、身網(みあみ)に向かって張られ、そこにぶつかった魚群を身網に誘導する役目をします。
 身網の最奥部を箱網(はこあみ)といい、これを1日に1~2回引き揚げて魚を取り上げます。

*プライドフィッシュHP より

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