うまいッ!「初夏の味!伝統野菜“ミョウガタケ”~宮城・名取市~」 2014年05月25日
番組内容
宮城県名取市で栽培される伝統野菜「ミョウガタケ」。一般的なミョウガ(花)と同じ根っこから生え、稲わらで作った真っ暗な室の中で“軟白栽培”されたものだ。長さ1mに成長したところを収穫、短く切り分けて出荷する。シャキシャキとした食感とさわやかな香りが特徴で、天ぷらや薬味に初夏を告げる食材として東京や京都の料亭で珍重されている。おいしさを追求する農家に密着。また、地元での消費を伸ばそうという挑戦も紹介。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201405250615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「みょうがたけ」は、みょうがの若い茎(偽茎)を軟白栽培したものです。一般的な「みょうが(花みょうが)」は根元近くに生じるつぼみを食用としますが、みょうがたけは若い茎を食用とします。おもな産地は宮城県や山形県で、旬の時期は3月から7月頃です。
25cmほどの長さで鉛筆のように細長く、色は淡い紅色と白のグラデーション。風味や香りは普通のみょうがと同様に清涼感があり、繊維質でシャキッとした特有の歯触りが特徴です。
栽培するときは、若い芽をわらで囲った室(むろ)や、黒い布やビニールなどで日照から遮断して成長させ、一時的に日光に当てることでうっすらと紅色に染めます。なお、地域によっては緑色のみょうがたけもあります。
*https://www.yasainavi.com/zukan/hanamyouga/myougatake より
ミョウガタケ(茗荷たけ)とは
ミョウガタケはショウガ科・ショウガ属に属する食べ物でミョウガと同じ植物からとることができます。一般的なミョウガは花にあたる部分ですが、ミョウガタケは偽茎にあたる部分で、土を盛るなどして偽茎と呼ばれる葉の部分を軟化栽培したもののことをいいます。
ミョウガタケとはじかみ生姜は似ていますが、はじかみ生姜は生姜の茎であるため違います。
ミョウガタケの旬と産地
ミョウガタケの旬や産地についてみていきましょう。
旬
ミョウガタケの旬は露地栽培されたものは4月頃で、ハウス栽培したものは11月中旬から4月頃になります。
産地
ミョウガタケは宮崎県が最も多く栽培されており、その次に京都府が多いです。その他に長野県や山形県も生産量が多いことで知られています。
ミョウガタケの選び方
ミョウガタケを選ぶ際は根元の切り口が白いものを選ぶようにしましょう。露地物のものは白い部分が多めで、青々とした部分が少ないものの方が食感も柔らかく美味しくいただけます。
*https://delishkitchen.tv/articles/1859 より
JA名取岩沼の農産物
JA名取岩沼管内では都市近郊型のJAでありながら、青果物の栽培が盛んに行われています。伝統的に栽培されているものから近年作付を拡大しているものを含む以下の5品目を「特産野菜」とし、消費者の皆さまに向けてレシピの開発や量販店での試食宣伝、情報発信等によりPRを行うなど、ブランド化に取り組んでいます。
仙台せり チンゲン菜 小松菜 ゆきな(ちぢみゆきな) みょうがたけ
【栽培の歴史】
名取市で伝統野菜として古くから栽培してきた「みょうがたけ」は昭和35年頃から仙台市場へ出荷が始まりました。京浜市場への共同出荷は昭和40年から始まり、現在では「下余田茗荷出荷組合」として、仙台・京浜市場を中心に出荷しています。
【1年半に及ぶ栽培期間】
「みょうがたけ」は一般的な花みょうがとは違い、若茎を軟白栽培したものです。根株栽培から始まり「みょうがたけ」として収穫するまで1年半もの時間と手間がかかる作物です。特徴でもある紅色を付ける技術はこれまでの栽培で培ってきた経験と技術が光る作業になります。
*http://www.ja-natoriiwanuma.or.jp/product/index02.php より
「伝統野菜」と呼べるのかは疑問だが・・・。名取の「みょうがたけ」一度食べてみたいものだ。
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