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<プライドフィッシュ> 神奈川-冬 小田原のイシダイ

2020-11-15 07:37:30 | 食品

 旬:1~3月 身の締まったゼブラの魚体。独特の歯ごたえと脂の香りをご堪能ください

 プライドストーリー:釣りの世界では幻の高級魚!口の中に広がる独特の旨みが格別

 相模湾には水深1000メートルを超える相模トラフが存在し、富山湾、駿河湾と並び日本三大深湾に数えられています。小田原では、1000メートル以上の深さまで一気に斜面が続きます。小田原漁港がある早川から沖に500メートル~1キロメートルの地点で既に水深100メートルに達し、すり鉢のように海底の谷になっています。深海から湧昇流が昇り、沖合を黒潮が通るなど変化に富んだ海となっています。
 また、酒匂川や早川は、箱根、丹沢などの豊かな森の養分を相模湾に送っています。このように陸から、沖から栄養が流れ込んでくるため、餌が豊富で、小田原の魚は「脂ののり」、「味(甘み)」、「香り」の3拍子が揃っています。
 この相模湾の冬から春にかけて漁獲されるのが、「イシダイ」。
 釣りの世界では「幻の高級魚」と名高いイシダイ。特に冬場のものはこってりとした脂が乗り、歯ごたえは抜群。噛むと独特の旨みと個性的な脂の香りが、口いっぱいにあふれます。刺身はもちろん焼き物や煮つけ、アラ汁にしてもイシダイの魅力を堪能することができます。

    

 水揚げ漁港や漁法:全国でも珍しい、定置網による「幻の魚」の大量漁獲

 小田原のイシダイは定置網でまとまって漁獲されます。定置網は、数100メートルほどの「迷路」のついた「わな」のような袋状の網です。魚は群れで泳いでいるうちに迷い込み、出られなくなってしまうのです。
 神奈川県西部は、急に深くなる地形のため、日本でも有数の定置網漁場です。小田原には4つの大型定置網が、岸近くの水深60メートル位までの場所に設置されていて、陸上からでも定置網のある場所には、たくさんのブイが水面に並んでいるのが見えます。
釣りの世界では幻とまで言われているイシダイが、まとまって定置網で漁獲されるのは全国的にもとても珍しいこと。12月頃より米神や石橋などの小田原近海の定置網で漁獲され、漁獲量はトン単位にも及びます。

*プライドフィッシュHP より


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