「coconos®(ココノス)」
積み木×ビー玉=遊び方は無限大。端材から想像力をかき立てる玩具へ。
誰もが子ども時代に親しんだことのある積み木。イマジネーションを駆使して一つひとつ丁寧に、辛抱強く積んでいく。それを発展させ、見えない空間まで考えながら、ビー玉が転がる道をつくる。そんな積み木遊びができるのが「coconos®」。開発した大徳木管工業の岩川さんはユニークな経歴の持ち主で、保育士を目指して入った大学でスノーボードと出会いプロの道へ。引退後は家業の電線ドラムを製造する工場で働いていたが、あるとき製造過程で発生する上質なブナベニヤの端材で、娘のために積み木を作ったことから開発物語ははじまる。一緒に遊ぶうちに次はこんな形があったら楽しいと考え、積み木の中をビー玉が転がるように穴を開けた。大学で学んだ幼児教育の知識と精密な木材加工の技術を活かして試行錯誤する日々。こうして完成したのが「coconos®」。積み木を収納する木箱にも秘密があり、並べ方を工夫すれば木箱に開けた穴からビー玉が飛びだす仕組みになっている。ネーミングも遊びから生まれた。「次はどこに乗せる?」という問いに、娘が答えた「ここ乗す!」。決められたゴールはなく、パーツの意味を理解して「ここをつなげて、こう重ねて」と想像力を働かせながら遊ぶことで、創造力や集中力が養われていく。パーツ数の異なる3タイプとパーツを追加できる拡張セットがあり、子どもから大人まで夢中にさせてくれる。
4つのビー玉の収納部の中央に穴を開け、ビー玉を取り出しやすくした形状は、意匠登録と実用新案を取得。シンプルでわかりやすい形状は、説明がなくても、直感的に使えるようになっている。
大徳木管工業株式会社 大阪府東大阪市大蓮東3-12-14
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/1631/ より
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