「たちはるか」
多収・良食味で病気に強い業務加工向き品種
西日本の平野部向きの晩生種です。通常の品種より20%近く多収である上、倒れにくく,直まき栽培にも向くため低コスト生産が可能です。稲の主要な病気のいもち病、縞葉枯病に強く、これらに対する農薬コストを低減出来ます。
主要特性
1.成熟期は「あきまさり」並の晩生で、暖地及び温暖地の平坦部に適します。
2.稈が強く,移植栽培でも直播栽培でも倒れにくい特長があります。
3.玄米収量は「レイホウ」等の主食用品種より20%近く多収です。
4.いもち病抵抗性の遺伝子2つ(Pi39,Pb1)と縞葉枯病抵抗性遺伝子(Stvb-i)をDNAマーカー選抜で集積し,これら病害に大変強くなっています。
5.ご飯の食味は「ヒノヒカリ」並においしく、また主食用米としてはタンパク質含有率が低く大粒のため酒造原料(掛け米)にも利用出来ます。
*https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0107/040687.html より
地 方 番 号 西海271号 水稲 粳
系 統 番 号 泉2755 交 配 番 号 九交04-69
試 験 番 号
育成地/部署 (独)農研機構 九州沖縄農業研究センター / 水田作・園芸研究領域(稲育種グループ)
品 種 名 たちはるか
品種名(かな) たちはるか
種苗法登録年 2014年 命 名 年 2012年
育成開始年 2004年 配付開始年 2010年
参考成績書 2012年2月
備 考 (主食用・加工原料用)
交配組合せ 西海飼253号/中部111号
*農研機構HP より
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