「150 白梅錆絵 手鏡」
白梅錆絵 手鏡
高岡を代表する技法「らでん」と相性の良い「錆絵」を合わせた手鏡です。
貝のきらめきと錆絵の立体感が、図柄に生命感を持たせます。
螺鈿:武蔵川義則
【鯖絵とは】 錆漆(さびうるし)と呼ばれる、漆と砥の粉を混ぜたもので柄を描く技法です。
特徴は、通常の蒔絵より立体的な表現が可能です。
この手鏡では「枝」の部分にその技法が使われ、仕上げに金粉を蒔くことでさらに立体感をだしています。
高岡では螺鈿と組み合わせて用いられることが多く、渋めの錆絵が螺鈿のきらめきを引き立てています。
漆器くにもと 國本耕太郎 富山県高岡市小馬出町64
國本耕太郎
高岡で100年の歴史を持つ漆器店の4代目。小学校の頃の作文に将来の夢は漆器屋さんと書くが、高校卒業後は高岡を離れ、デザインの専門学校へ。そこでバイクメーカーのデザイナーの先生に影響され、バイクに興味を持つ。その後バイクのメカニックとして10年間勤務。サービスマニュアルなども作り、海外勤務も経験。30歳の時、地元の行く末を想い、高岡で家業を継ぐことを決意。伝統の漆器を現代の価値観で甦らせる「iPhoneカバー」などをプロデュースしている。高岡伝統産業青年会OB。
*https://teshigoto.club/tsukurite/7846/index.html より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます