「堀込せり-ほりごめせり」
【産地】村山地域>山形市前明石地区、堀込地区
【特徴】香りがよく、茎はシャキシャキとしてやわらかい。甘味がある。
【食味】シャキシャキした食感と香りがよいのが特徴。郷土料理の納豆汁にかかせない食材。鍋物、おひたし、汁物にも使われる。
【来歴】掘込せりは、昭和20年(1945年)代に日本古来の野菜である野生のセリから選抜して栽培したのが始まりとされている。地下水の豊富な山形市前明石地区(須川沿い)を中心に栽培されてきた。
【時期】10月上旬~3月下旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-29 より
青々と、鍋を彩る伝統野菜 山形で「堀込せり」の収穫本格化 2020/12/3 08:40
青々と育った「堀込せり」を、田んぼから引き抜く生産者=山形市前明石
山形市前明石地区の特産「堀込(ほりごめ)せり」の収穫が本格化している。納豆汁や鍋物、おせち料理などに欠かせないセリ。生産者は年末年始の食卓で味わってもらおうと、寒さに耐えながら作業している。
生産歴約50年の近くの山口和夫さん(75)によると、堀込せりの栽培は約150年前に蔵王山系の地下水を利用して始まった。シャキシャキした歯触りと程よい香りが特徴で、現在は約20軒が生産している。
このうち山口さんの農地は約50アール。山口さんは胴長靴とゴム手袋を着け、長さ約50センチのセリを束ねて引き抜く。これを近くのハウス内の女性たちが水洗いして選別する。
山口さんは「先人から受け継いだ伝統野菜を絶やさず、多くの人に届けたい」と話す。収穫は来年1月がピーク。3月まで続き、県内各地に出荷される。
*https://www.yamagata-np.jp/news/202012/03/kj_2020120300051.php より
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