「鰌、泥鰌 どじょう」
ドジョウ(泥鰌、鰌、鯲、学名: Misgurnus anguillicaudatus)は、コイ目ドジョウ科に分類される淡水魚の一種。日本の平野部の水田や湿地、農業用水路、泥底の流れの緩やかな小川などに全国的に生息している。中国大陸、台湾、朝鮮半島にも分布するほか、日本をはじめとした東アジア地域では食用魚としての養殖も盛んに行われている。
どじょうという名前
1400年代に日本で成立した「壒嚢鈔(あいのうしょう)」や「節用集」には「鯲」や「土長」の表記がある。そして節用集では「’’’とちやう’’’」や「’’’とぢやう’’’」と記されている。これ以前にドジョウの記述はなく、例えば930年代に成立した百科事典「和名類聚抄」ではウナギとドジョウが混同されてしまっている。
多くのドジョウ料理店などでは「どぜう」と書かれていることもあるが、字音仮名遣に従った表記では「どぢやう」が正しいとされている。
大槻文彦によれば、江戸後期の国学者高田与清の松屋日記に「泥鰌、泥津魚の義なるべし」とあるから「どぜう」としたという。
また、越後屋初代・渡辺助七が「どぢやう」は4文字で縁起が悪いとして縁起を担ぎ3文字の「どぜう」を用いたのが始まりともされる。
ドジョウの漢字は、「泥鰌」、「鯲」、「鰌」、「土生」、「泥髭」、「泥津魚」、「泥棲魚」「土長」、「鰍」などがある。過去現在を問わない場合、表記は、「どじょう」、「とちやう」、「どぢやう」、「どぢやう」、「どぜう」、「どじょお」などがある。
*Wikipedia より
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