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<日本酒> 静岡 喜平 静岡蔵/静岡平喜酒造

2021-04-30 07:40:45 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(名古屋国税局)】
 〈静岡〉 喜平 静岡蔵/静岡平喜酒造

 

 100石 から始まる新たな酒造り
 静岡平喜酒造は平成24年に創業した新しい酒蔵です。
 初年度の生産酒量は約100石と、これは全国でも最小の規模となります。

 そのわずかな酒は杜氏の伝統技術に加え、空調設備やサーマルタンクなど
 近代技術による品質管理を徹底することで丁寧に醸しております。

 蔵の生立ち
 平喜屋
 - 掛川市仁藤の酒造場(昭和30年頃) -
 平喜の酒造りは、静岡県掛川市から始まりました

 地元「静岡」での歴史
 静岡平喜酒造は、平成24年に静岡市を流れる安倍川のふもとに創業されました。私たちが新たな酒蔵の創設にあたり静岡を選んだ理由は、安倍川の水質もそのひとつですが、この地における当蔵の歩んできた歴史と、想い入れがあるからです。

 当蔵の前身である「平島屋」は明治初頭、静岡県掛川市に米穀商として駿河、遠江、三河の三州へ事業を広げていきました。そして掛川市仁藤町で酒造業を開始すると、やがて静岡市内でも日本酒を造るようになりました。

 しかしながら、酒造場は複数箇所に分散してしまい、当時の技術や設備環境からも、静岡の温暖な気候下における酒造業は非常に難しい挑戦だったのです。

 平喜商店
 - 静岡市両替町の平喜商店(昭和14年頃) -
 問屋業を始めてからも、酒造りに対する想いは変わりません

 「平喜商店」と「平喜酒造」
 そして、昭和42年にはすべての酒造業を、優良な酒米の産地でもある岡山県へ集約することになりました。その後、岡山では「平喜酒造」として「新婚」「将軍」そして「喜平」といったブランドを輩出し、現在も稼動を続けております。

 一方、静岡では酒類問屋「平喜商店」として今日まで日本酒喜平を販売して参りました。そして、近年の醸造技術がますます発展し、醸造環境を管理する能力も向上していくなかで、いつの日か地元静岡での酒造りを再開したいという思いから、

 ついに平成24年、静岡平喜酒造を創業することになりました。

 静岡平喜酒造株式会社 静岡県静岡市駿河区丸子新田1の1

 ラインナップ

 「喜平」純米大吟醸 山田錦 あお・あか・純米吟醸 山田錦・純米酒 など

 「誉富士」特別純米酒 など

 


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