いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

うまいッ! NHK「強いうまみに築地も注目“養殖マダイ”~愛媛・宇和島市~」

2024-03-12 08:23:07 | うまいッ!NHK

 うまいッ!「強いうまみに築地も注目“養殖マダイ”~愛媛・宇和島市~」 2014年05月04日

 番組内容
 愛媛県宇和島市では味、値段とも天然ものに引けをとらない養殖マダイが年間通して出荷されている。味が良くなるようエビや昆布、イカスミなどおよそ30種類をブレンドしたオリジナルの餌をあたえ、日に焼けて黒ずまないよう日よけシートをいかだに設置するなど、質の高いマダイを育てるための徹底した工夫を紹介。また、養殖マダイの評価を向上させようと、PRや売り込みに力を注ぐ生産者の取り組みを伝える。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201405040615001302100 より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 「真鯛養殖日本一の愛媛県の中核を担う、宇和島の鯛(愛媛県宇和島市遊子水荷浦)」 2018.06.05

 宇和島の養殖真鯛
 現在の「宇和島の鯛」は、配合飼料や養殖場の環境向上を進めてきた結果、脂ののり具合が天然鯛と遜色のなく、真鯛の養殖で日本一の愛媛県の中核を担うエリアとなっています。
 宇和海は太平洋からミネラルや栄養を豊富に含む黒潮が流れ込む豊かな漁場です。しかし養殖業の発展は赤潮の発生(養殖生命体の老廃物、死骸による塩の過剰供給を指摘する研究者も多い)というマイナスの側面も出てきました。2012年には170万匹の養殖魚が被害に遭い、約12億円の損害がありました。2014年、2015年も約1億円を越え、昨年も約250万円と赤潮の被害は深刻です。

 遊子水荷浦(ゆすみずがうら)
 宇和島市西部の宇和海に飛び出す三浦半島(蒋淵(こもぶち)半島)の中央部に位置する遊子水荷浦(ゆすみずがうら)は、江戸時代から昭和30年代までイワシ・鯛漁で生計を立てる漁村でした。しかし回遊魚の不漁が続き、魚を捕まえる漁業から“育てる漁業”である養殖業に転換しました。
 天保の時代から開拓されていった段畑(だんばた)は、幅・高さとも1メートルほどの石垣がはるか山頂まで続いており、「耕して天に至る」と形容されています。この絶景は「日本農村百景」「宇和島24景」、平成19年には全国で3例目の「国重要文化的景観」にも選定されており、石垣の段畑と海の景観は、近頃流行の「インスタ映え」します。
 かつてはサツマイモ、そしてジャガイモで高収入のあった段々畑も収入が減り、養殖業が発展すると徐々に耕作放棄地が増えてきましたが、現在は地元の「段畑を守ろう会」が中心となり、ジャガイモ生産を復活し、さらにジャガイモ焼酎の開発、「だんだん祭り」や子どもたちの体験などのイベントを開催し盛り上げています。

 山内満子さんの取組
 遊子に嫁いできた山内満子さんは、遊子漁業協同組合女性部に所属し女性部長や愛媛県漁協女性部連合会副会長、宇和島ブロック漁協女性部連絡協議会会長などを歴任し様々な活動を展開してきました。
 特に平成22年から「遊子ブランド」のPRのためキッチンカーで県内外のイベントに出張する「遊子の台所プロジェクト」は、全国青年・女性漁業者交流大会で「農林水産大臣賞」、さらに農林水産祭の水産部門で「内閣総理大臣賞」ほか8つの受賞をする快挙となりました。今年も大人気の「鯛(Utai)バーガー」を販売する「遊子の台所」キッチンカーには出店依頼がひっきりなしに入っている状態です。
 現在は役職を全て降りて、スリーラインズ(株)代表で頑張る満子さん。山内さんのところの「歌吉鯛」と名付けた鯛は、ゆったりした生け簀でストレスを減らし、かつ時間を掛けた手法を取っているため、天然鯛にひけを取らない「見て美味しく、食べてなお美味しい」が売りです。
 さらに「歌吉鯛」を遣って、世界料理オリンピック銅賞の受賞、JR四国“伊予灘ものがたり”の料理等をプロデュースする近藤和之氏(フランス料理アカデミー会員)に監修してもらい、鯛のデザインを山内敏行氏が手がけた、「愛(め)でたい」という鯛のパイ包みを結婚式のお祝い用に提供しています。
 「三代目歌吉の店」で前菜からメインまで鯛のフルコースを頂きましたが、鯛の美味しさを極めた料理に舌鼓を打ちました。

*https://econavi.eic.or.jp/ecorepo/together/502 より

 愛媛県の鯛がおいしい理由
 広島はお好み焼、香川はうどん、愛媛は鯛!

 広島県はお好み焼、香川県はうどん、高知県ならカツオなど、各県には全国的に有名な名物グルメ(食材)があります。愛媛県はみかん?いいえ、実は、愛媛は「鯛」がすごいんです!愛媛県では全国の半分以上の鯛を生産し、新鮮な鯛を使った郷土料理が名物となっています。

 脂がのった新鮮な海の幸が味わえます
 愛媛県の西側に広がる宇和海は、太平洋から黒潮が流れ込むため栄養素やミネラルが豊富。黒潮の流れによって常に浄化された海は、魚にとって恵まれた環境です。そんな豊穣な海で育まれた愛媛の魚介は脂がのっていて、美味しいと評判。お寿司屋、割烹料理店などで「宇和島産」「八幡浜産」の鯛メニューを目にする機会も多いでしょう。
 おいしい鯛を大切に育てる環境整備に成功

 国内最高級のブランド魚『愛鯛』を生産しています
 宇和海は複雑な入江を持つリアス式海岸。養殖場に適しているため鯛の養殖が盛んに行われており、愛媛県での鯛の生産量は日本一を誇ります。鯛に与えるストレスを減らし、イケスの近くでコンブを育てるなど養殖環境を充実させ、天然鯛に勝るとも劣らない養殖鯛の生産を実現。「本当にうまい養殖真鯛をつくろう」を合言葉に、丁寧に育てられた『愛鯛』は国内最高級のブランド魚です。
 生産者のこだわりが自慢の養殖鯛を提供

 「鯛一郎クン」「ふかうら真鯛」などオリジナル名が付いた鯛を販売
 愛媛県では生産者が独自の工夫や旨さへのこだわりを持って育てた養殖鯛を販売。宇和島産「鯛一郎クン」は消化速度や栄養分を考えた餌が与えられ、健康に育てられています。愛南町産「ふかうら真鯛」は全国で初めて考案・導入された「鯛専用自動〆機」を使って鯛の鮮度を長時間保つことに成功。全国に出荷され、人気の商品となっています。オリジナル名がつけられたものが多く、生産者の「鯛」への愛情が感じられます。
 一本釣りで獲れた天然の鯛も!

 激しい急流は身が引き締まったウマイ鯛を育てます
 昔から、瀬戸内海は全国有数の鯛の漁場として知られてきました。今治市沖合の来島海峡は日本三大潮流のひとつで、そこでは鯛の一本釣り漁が行われています。速い潮の流れにもまれた鯛は、身が締まっていて旨みたっぷり!塩焼きなどでシンプルに味わうのがおすすめです。

*https://www.iyokannet.jp/feature/tai/reason より


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <異名-人物> 仏高力 | トップ | <B級ご当地グルメ> 青森 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うまいッ!NHK」カテゴリの最新記事