小欄で備前焼窯元・木村興楽園の木村純雄先生(高校の恩師)から頂いた白備前のぐい呑みを紹介しましたが、もう少し詳しくご説明します。先日、無二の親友で備前焼作家の畝尾典秀夫婦が訪ねてくれたので、そのあたりを詳しく教えて貰いました。
『江戸中期に岡山藩からの下命により、先代木村長十郎は白磁器の研究を行うために試作を重ね、翌年からは白備前を焼き、制作を行った。当初は白土を材料にして、白や透明の釉薬を使った陶器を作っていたが、今では釉薬を用いなくても白色を出せるようになった』
その技法とは、『火が直接当たらず、酸素が足りない状態で焼成(還元焼成)することによって、このような白備前が生まれる』そうです。
この日畝尾が届けてくれた自信作は、土色をしたいわゆる本来の備前焼きです。作品の大小はさておき、二作品を比較してご覧あれ。(お断り:facebookに同文掲載)


『江戸中期に岡山藩からの下命により、先代木村長十郎は白磁器の研究を行うために試作を重ね、翌年からは白備前を焼き、制作を行った。当初は白土を材料にして、白や透明の釉薬を使った陶器を作っていたが、今では釉薬を用いなくても白色を出せるようになった』
その技法とは、『火が直接当たらず、酸素が足りない状態で焼成(還元焼成)することによって、このような白備前が生まれる』そうです。
この日畝尾が届けてくれた自信作は、土色をしたいわゆる本来の備前焼きです。作品の大小はさておき、二作品を比較してご覧あれ。(お断り:facebookに同文掲載)

