2014.9.19. 山中田(やまちゅうだ)地区
正方位条理地割 がきれいな山中田地区の美田。この時期彼岸花の色彩が鮮やかです。
2014.9.19. 山中田地区
畔(あぜ)豆(枝豆・大豆のこと)からにょきにょき彼岸花が顔を出し、おもしろいですね。
2014.9.19. 山中田地区 収穫直前の美田
2014.9.19.下佐備地区
毎年きれいな花を咲かせます。春はレンゲ、夏は瑞穂、秋は彼岸花、冬は雪化粧と四季折々のやすらぎ空間。ただ、雪化粧はまだ見てませんが...
2014.9.19.下佐備地区
彼岸に合わせて、3~4日だけ精一杯咲く姿はとても感動的です。
なお、田んぼおよびそのまわりは私有地ですので、むやみに入らないようにご配慮ください。
2014.9.19.下佐備地区
稲刈りも間もなくのようです。稲木が掛稲を待っている。
2014.9.19.下佐備地区
彼岸花は3倍体の植物ですので、球根でしか増えることができません。彼岸花は植物全体にアルカロイド系の猛毒をもっているので、虫やそれを食べるネズミ・モグラ(関西ではオゴロともいいます。)が近寄らないといいます。なんせ、球根1個で、ネズミ1500匹の致死量に相当する猛毒といいますので、間違っても茎をかじったりしないでください。お子様連れ、要注意です!
2014.9.19.下佐備地区
そのため、田んぼの畔道や家の周り、お墓の回りにわざわざ人が植えました。特に田んぼや溜池・井路の土手はやっかいもののモグラ除けになりました。畔や土手に穴を開けられようものなら、大切な水がぬけてしまいます。それで、彼岸花をたくさん植えれば、球根にも毒を持っているので、ミミズが近寄りません。ミミズが居なければ、大好物がいないのでモグラも寄り付かないということですね。
また家の周りにも害虫が寄らないように、お墓の回りは、昔は土葬でしたから、野犬なんかが掘り返したりしないようにまわりに彼岸花を植えたようですね。
昔の人の知恵はたいしたものです。
2014.9.19.下佐備地区
でも毒は水に溶け、球根はデンプン量が多いので、晒しを充分にすれば、緊急食になるそうです。でも真似は絶対しないでくださいね、失敗すると命とりですから...
2014.9.19.下佐備地区
人がわざわざ植えた証拠に、人が住まない山中では彼岸花が見つかりません。でも、たまに見つかることがあります。それは、昔は人が住んでいたが、今は住んでいない廃村の場合が多いです。
栃木県の旧谷中村。明治の足尾鉱山鉱毒事件で強制廃村になった村跡の渡良瀬遊水地の旧谷中村の集落跡あたりに、お彼岸にそこだけきれいな彼岸花が咲いていました。
2014.9.19.下佐備地区
彼岸花は春先から花が咲くまでは葉っぱが出ていないのでどこにあるのかは解らないのですが、球根は地中にしっかりあります。冬場は濃い緑の細長い葉っぱが出ておりよくわかります。
2014.9.19.錦織東地区
ここは深溝(ふこうど)井堰下流部の石川左岸 むこうに見えるは石川の堤防です。
2014.9.19.錦織東地区
秋のお彼岸のこういう風景は富田林市のこの時期のふつうの田園風景です。
2014.9.19.錦織東地区
深溝井路の土手に沿って、たくさんの彼岸花が見られます。昔コンクリート枠がない時代に、モグラが穴開けて井路の水を抜かないようにするため、たくさんの彼岸花を植えて、ミミズなど虫が寄らないようにしたようです。
秋の高い空 きょうは快晴です。風がわたり、気持がよいです。
2014.9.23. お彼岸の中日 自宅にて
菖蒲(しょうぶ)と彼岸花とナメクジ。
実は、彼岸花を嫌う方もありますが、私は大好きです。何で好きかと言いますと、その色や姿も然ることながら、1年、365日 の内、満開の日を彼岸の中日にぴったり合わせるその精度が好きなんです。これは、桜や梅、桃の比ではありません。そして、咲いている期間は3~4日と桜より短い。しかも、その1週間前までは、球根が地中に埋まっていて葉っぱも出ていない。1週間で全部計画的に準備するその姿が美しいのです。
この写真は、自宅の庭先です。今年春先に石川の土手に生えていた彼岸花の球根を植えました。今年きしくも彼岸の中日に合わせて満開に咲いた彼岸花!!
そこまではよかったのですが、見ていると彼岸花の根っこの方からナメクジがにょろにょろ出てきました。毒あるんとちゃうの!どないなっとんや~!
昨年の写真ですが、見頃の時期の参考にどうぞ!
彼岸花 きれいですね! 2013.9.18.
彼岸花が 今見頃です! 2013.9.23.
千早赤坂村の彼岸花 (1) 2013.9.20.
千早赤坂村の彼岸花 (2) 2013.9.25.
2014.9月25日 ( HN:アブラコウモリH )
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