富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

桜の銘木 「百滝桜(ももたきさくら)」~和泉市若樫町

2024年03月29日 | 

2024年3月28日 16:00 彼岸桜がやっと満開になりました。桜の銘木 和泉市の若樫町の百滝桜(ももたきさくら)です。

 

彼岸桜ですが、今年は3月の寒さで開花が遅れ、お彼岸から一週間ほど遅れての満開です。

 

太い幹まわりと枝垂れが特徴です。横を流れるのは松尾川の支流です。

 

花の付き方が以前より少なくなった気がしますが、まだまだ元気のようで、クビアカツヤカミキリの食害にも今のところ遭っていないような気がします。

 

個人の敷地にあり、斜面の上部から谷底へと広がる枝垂れがみごとです。

 

花びらが小さくうつむき加減のしおらしい感じのさくらです。

 

横を通るのは旧国道170号線。坂見橋の横にあります。富田林から和泉・泉佐野方面へずっと続いている国道です。

 

今は近くに広い外環が通りますが、国道と言いながらも若樫町内はすれ違うのがやっとの酷道です。

以前は国道の上まで幹が伸びていましたが、剪定されて少しこじんまりした姿になっています。

 

100年に近い樹齢と推測されており、樹高8m、幹回り2.2mもあります。野生種の「エドヒガンザクラ」とされています。周りの山にも多くの野生種の桜を見ることができます。

 

「若樫(わかかし)のサクラ」として、府の天然記念物に指定されています。

斜面の上部から谷底へかけていっぱいに広がりつつ細枝が連なる姿はスケールが大きく、根元近くから二つに分かれた幹の枝張りが両側に拡がっていて見ごたえがあります。まるで幾筋もの滝筋を見ているようで、これが「百滝桜」の名前の由来かもしれません。

関連記事:桜の銘木 2020 2020.4.13

富田林百景の見どころ - 草花 桜編 2015.5.18

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撮影:2024年3月28日

2024年3月29日 アブラコウモリH

 

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