少し前になりますが、先日6月11日に第10回 石上露子生誕祭が開催されました。
明治15年(1882)6月11日生まれ、今年でもう生誕140年になります。
2022年6月11日 10:12 富田林市富田林町 国重要文化財 旧杉山家住宅
石上露子(杉山タカ)の生家での開催。2年間コロナ禍で開催が中止されましたが、今年で10回の開催となります。
生誕祭セレモニー 箏(こと)の音に、献花、供茶がなされます。
ご仏前での供養。
セレモニーの後は、箏の音を聴きながら、お茶席。
小雨のため、野点は叶いませんでした。
13:48 国登録有形文化財 旧田中家住宅 富田林市本町
色とりどりの紫陽花が咲く旧田中家住宅で「歴史文学講演会」が14:30より開催されました。
富田林寺内町や石上露子の魅力をいろんな方面から学べる講演会。
今年はまず、歴史研究家 中辻 亘氏の「高貴寺と石上露子」の講演がありました。氏は長きにわたり富田林市の文化財課で発掘調査に携われました。
引き続き、大阪大谷大学教授 中道 厚子氏により「寺内町と河内木綿」についての講演。
寺内町センターでは一般公募のフォトコンテストの作品展示。「寺内町」がテーマです。入館者の投票により、来年の特別賞が決まります。
そして、短歌と俳句の作品。お題は「くら」。
夕方になり、再度旧杉山家住宅にて「黄昏コンサート」。
富田林市にベースを置かれ、ボランティア活動をされている阿波踊りの「にしき連」さん。本格的な阿波踊りにびっくりします。
富田林女声コーラスさんの歌声が旧家に響きます。
にしき連さんのパフォーマンスに拍手!
10回開催の重みを感じます。
初夏の風物詩、「石上露子生誕祭」をこれからも続けて行ってもらいたいです。
「富田林の六月は芸術と文化の彩り」
撮影:2022年6月11日
2022年6月17日 (HN:アブラコウモリH)
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