アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

還暦パパ 沖縄美ら海水族館を見る 

2009年01月11日 | Weblog
 ジンベイザメが白眉 

 那覇を出てから2時間。午前10時30分に「美ら海水族館」到着。この時間ですでに大変な車の数だったのですが、駐車場の数も多く何の問題もなく駐車できました。気づいたこととして、駐車している車は大半が「わ」ナンバー。

 入館料は、大人1,800円。コンビニなどで、「園外販売券」を扱っており、なぜか、1,500円程度で買える。私は、レンタカーの事務所で1,500円で買った。券には、「1,800円」と印刷してある。儲けたような後ろめたいような気持ち。不正をしていないことだけは確か。

 沖縄美ら海水族館と、ほかの水族館の違いは何か?
違いその1 ジンベイザメの複数飼育
違いその2 マンタの群れ
違いその3 サンゴの飼育展示
違いその4 巨大アクリルパネルの水槽

 アクリルパネルは、高さが8.2m、幅22.5m。でかいですよ!さらに、厚さが…なんと60cm!

 サンゴの飼育展示。サンゴは、動物ですが、泳ぎませんから。「ああ、きれいだなあ」と、事務的な感想しかありませんでしたが、裏では大変な御苦労をされておられるとのこと。

 エイの飼育は、大きな水槽と、新鮮な海水を絶えず供給する装置がなければ飼育は難しいといわれている。そのエイが・・・数えることは不可能。水槽の隅っこに隠れている小さなエイも、10匹や20匹ではない。通称マンタと呼ばれているオニイトマキエイなど、畳2枚分もあろうか!厚みも凄いので、煮付けにして100人で食べても食べきれないかな? 煮付けでは、肉厚な身のみならず柔らかい軟骨を一緒に食べることができる。美味です。軟骨のコリコリ感も、いかにも「グルコサミン摂ってるぞー!」という感じでいいです。煮汁は冷めると、「煮こごり」に。エイヒレも珍味。鍋にもよし、唐揚げもまたよし。

 ジンベイザメ、これは圧巻でした。3頭までは数えられましたが、まだいたのかいなかったのか…何しろ相手は動いているので…。一番大きなものは、8m。
 水槽の下から、頭上を泳ぐ魚を見ることが出来る場所がありました。「ウオーー!」と歓声が上がったので、駆けつけたら、頭上をジンベイザメが通っているところでした。体調は、8mとのことですが、ものすごく太いので、10m以上にも感じるのです。見物人の、「ウオーー!」も当然です。

 水族館の建物の外に、マナティー館、ウミガメ館、オキちゃん劇場がある。マナティー館、ウミガメ館は、その名の通り、マナティーやウミガメがいる。
 マナティーはどんな格好で寝るか?正解は「仰向け」これがおもしろかったですねえ。オキちゃん劇場は、イルカのショー。イルカのショーはどこの水族館も大同小異。美ら海のイルカの芸でおもしろかったのは・・・エサの魚を1尾与えても口から出してしまう。何度か与えても出す。やむなくバケツごとあげようか?というジェスチャーをすると、イルカは、笑って大きくうなずき、大きな口でペロリ。コントが出来るんです!25年もショーをしているというバンドウイルカが現役で活躍していました。この水族館一番の呼び物かもしれません。

 美ら海水族館は、「海洋博公園」にあります。その他の施設は・・・
1 海洋文化館…南太平洋文化圏の歴史やルーツの紹介。 
2 おきなわ郷土村…17~18世紀の民家を再現した郷土村。
3 エメラルドビーチ…水族館から徒歩10分。3,000人が遊べる広大なビーチ。クラゲ防護ネットあり。ラグーンなので穏やか。環境省の「快水浴百選」に選ばれたこともある。売店・飲食店は、完備。更衣室、トイレ、シャワーは、無料!!沖縄のビーチはどこも素晴らしいと思うが、エメラルドビーチは、マリンレジャー、つまり…バナナボート、チューブトーイング、スノーケリング、ダイビングなどをピシャリと排除しているところがいいと思います。
4 熱帯ドリームセンター…1,700種類の蘭を中心にの花や果樹を集めた植物の楽園。
5 熱帯・亜熱帯年緑化植物園…熱帯・亜熱帯の植物に触れて楽しむ内容。
 海洋博公園は、たっぷり2~3日かけて、見て、笑って、遊んで、勉強して…という公園です。60歳過ぎてもおもしろい。