トレードは、原則として1対1で…
私は、「終身雇用、年功序列」が、勤労社会の王道だと思っています。ですから、「トレード」と聞くと、回避できないものかと思ってしまいます。
プロスポーツではトレードが当たり前。(日本のプロ野球を例にとると)「フリーエージェント、自由契約のあと、ポスティング制度」などは、移籍なので問題ないです。
それら以外の選手交換は、「トレード」です。
交換トレード(レベル的に近いお互いの選手を入れ替える)、金銭トレード(移籍元球団に金銭を支払って選手を迎え入れる)、そして、交換トレードと金銭トレードの併用のケース、などが行われる。3つの球団を巻き込んだ、「三角トレード」なるものもある。人が商品?どうも馴染めないけど仕方がない。
昨年、北米の独立野球リーグで話題になったトレードがありました。オドムという投手がトレードされました。どうして話題になったか?交換トレードの一種なのかも知れませんが、交換されたのは、選手と選手ではなく、「選手1人とバット10本の交換」だったからです。人と物との交換。奴隷の売買を彷彿とさせます。
オドム選手登板のビジター試合では、「バットマンのテーマ」が場内放送で流されたりもした。野球のバットもコウモリも、スペリングも発音も全く同じ、「bat」。バットと交換された選手だからバットマン…いじめです。そのため、シーズン中に失踪してしまった。数日前のAP通信によると、このオドム選手、昨年暮れに亡くなっていたことがわかったという。薬物やアルコールの過剰摂取が死因。享年26歳。バットマンのテーマも悪いが、バット10本も悪い。バット10本の値打ちしかない野球選手…心中お察しのしようもありません。
薬物とアルコール…大臣でもなんでも辞任するだけなら、命があるので再起できますが、死んでしまったら無。アルコールの血中濃度は0.8~1.0%が致死量。ウイスキー2本を30分ぐらいで飲むと危ない。こう考えると、私の時代の大学運動部はかなり危ない橋を渡っていたことになります。新入部員は、日本酒の一升瓶をあてがわれ、「飲め!」の号令で一気飲みということが…。つい最近まで、急性アルコール中毒で亡くなる学生が、年に1人くらいおりました。ここ数年ないようですが、指導者は油断せずに指導してほしいです。
日本人アスリートでいじめに遭ったのは、サッカーの中村俊輔選手でしょう。レッジーナへ入団したてのころは、「イエローモンキー」とからかわれておりました。練習の時には、わざわざ「黄色いビブス」を着せられたこともありました。セルテックでは、いじめはなかったようですが、我々が知らないところでどんなことをされ、どれほど我慢をしているか知れません。俊輔の場合、薬物やアルコールに依存しなくても、実力でいじめを撲滅しました。
日本のプロ野球のトレードで、選手とバットの交換はありませんでしたが、「1対4」のトレードがありました。「1」は、落合(現中日監督)で「4」は、牛島ら4選手。落合は、日本プロ野球史上初の1億円プレイヤーになるかならないかのときのトレードでした。「親会社が、ガムを売って頑張っているのに、なんで落合に1億円やらなきゃならんのだ」といういきさつでトレード…当時は、こういう話になっていました。落合の談話に出てきたので、おそらく本当だったのでしょう。1対4…牛島は最後まで抵抗したそうです。ドカベンとのバッテリーで有名な牛島投手が、落合の25%の実力という価格設定ですから…。
トレードは、「人対人」でやっていただき、できれば「1対1」でお願いできると、古めかしい小庶民としてはありがたいです。
私は、「終身雇用、年功序列」が、勤労社会の王道だと思っています。ですから、「トレード」と聞くと、回避できないものかと思ってしまいます。
プロスポーツではトレードが当たり前。(日本のプロ野球を例にとると)「フリーエージェント、自由契約のあと、ポスティング制度」などは、移籍なので問題ないです。
それら以外の選手交換は、「トレード」です。
交換トレード(レベル的に近いお互いの選手を入れ替える)、金銭トレード(移籍元球団に金銭を支払って選手を迎え入れる)、そして、交換トレードと金銭トレードの併用のケース、などが行われる。3つの球団を巻き込んだ、「三角トレード」なるものもある。人が商品?どうも馴染めないけど仕方がない。
昨年、北米の独立野球リーグで話題になったトレードがありました。オドムという投手がトレードされました。どうして話題になったか?交換トレードの一種なのかも知れませんが、交換されたのは、選手と選手ではなく、「選手1人とバット10本の交換」だったからです。人と物との交換。奴隷の売買を彷彿とさせます。
オドム選手登板のビジター試合では、「バットマンのテーマ」が場内放送で流されたりもした。野球のバットもコウモリも、スペリングも発音も全く同じ、「bat」。バットと交換された選手だからバットマン…いじめです。そのため、シーズン中に失踪してしまった。数日前のAP通信によると、このオドム選手、昨年暮れに亡くなっていたことがわかったという。薬物やアルコールの過剰摂取が死因。享年26歳。バットマンのテーマも悪いが、バット10本も悪い。バット10本の値打ちしかない野球選手…心中お察しのしようもありません。
薬物とアルコール…大臣でもなんでも辞任するだけなら、命があるので再起できますが、死んでしまったら無。アルコールの血中濃度は0.8~1.0%が致死量。ウイスキー2本を30分ぐらいで飲むと危ない。こう考えると、私の時代の大学運動部はかなり危ない橋を渡っていたことになります。新入部員は、日本酒の一升瓶をあてがわれ、「飲め!」の号令で一気飲みということが…。つい最近まで、急性アルコール中毒で亡くなる学生が、年に1人くらいおりました。ここ数年ないようですが、指導者は油断せずに指導してほしいです。
日本人アスリートでいじめに遭ったのは、サッカーの中村俊輔選手でしょう。レッジーナへ入団したてのころは、「イエローモンキー」とからかわれておりました。練習の時には、わざわざ「黄色いビブス」を着せられたこともありました。セルテックでは、いじめはなかったようですが、我々が知らないところでどんなことをされ、どれほど我慢をしているか知れません。俊輔の場合、薬物やアルコールに依存しなくても、実力でいじめを撲滅しました。
日本のプロ野球のトレードで、選手とバットの交換はありませんでしたが、「1対4」のトレードがありました。「1」は、落合(現中日監督)で「4」は、牛島ら4選手。落合は、日本プロ野球史上初の1億円プレイヤーになるかならないかのときのトレードでした。「親会社が、ガムを売って頑張っているのに、なんで落合に1億円やらなきゃならんのだ」といういきさつでトレード…当時は、こういう話になっていました。落合の談話に出てきたので、おそらく本当だったのでしょう。1対4…牛島は最後まで抵抗したそうです。ドカベンとのバッテリーで有名な牛島投手が、落合の25%の実力という価格設定ですから…。
トレードは、「人対人」でやっていただき、できれば「1対1」でお願いできると、古めかしい小庶民としてはありがたいです。