アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

野合の衆をカラスが笑うということか?

2012年11月28日 | Weblog
 一連の、離合集散、合従連衡、さらに、「選挙後には政界再編」
 …で、一寸恥ずかしいのが、「野合だ」「野合じゃない」の激論。
 野合は、「共通するものがないバラバラの集団が、まとまりなく集まること」…どこが恥ずかしいのか?

 …それで良いのですが、言葉には成り立ちってものがある。「野合」は元々は、「男女が自由勝手に情を通じて野原で一緒になること。密通すること。外でくつつき合うこと…」こうゆう意味。情事語です。

 それを、朝っぱらから連呼する。政治家の皆さん日本語の勉強をしてくださいよ。

 NHKの報道記者だった安住淳民主党幹事長代行ですら…
 「第三極は、有権者を本当に愚弄している。野合に野合を重ねる姿勢には、いずれ厳しい審判が下ると思う」
 NHKが、「野合に野合を重ねる…」これはよくないです。

 気になるのは、「野合の衆」という言葉が跋扈していること。あ、あるのかそんな言葉?「烏合の衆」の間違いではないのか?
 烏合の衆とは、カラス(烏)のように、規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団。秩序のない人々の集まり。

 野合の衆はぁ…カラスに笑われるという…うがった使い方か。