アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

校内のいじめは学校の責任ではない…かも?

2012年12月27日 | Weblog
 2011年度にうつ病などの精神疾患で休職した公立小中高校などの教員は前年度より133人少ない5274人だった。まだまだ深刻な状況が続いているということですかね。原因?文科省は、「多忙と保護者対応のストレス」と、言っていますがね。
 「多忙」は、ないですよ。日本中探しても、多忙な教員などいるはずがない。もし、「自分は多忙だ」という教員がいたとしたら、大嘘つきです。
 多忙というのは、「朝7時に家を出て、深夜の1時に帰宅する。赤ん坊(自分の子)が起きているときに家にいるのは、月に2度あるかないか。たまに顔を合わせた赤ちゃんに(他人だと思われて)泣かれてしまう」。このような毎日を頑張っている人達のことですから!本当に多忙な教員は、「多忙です」などと泣き言を言いませんし。

 「保護者対応のストレス」これは、あります。その昔は、保護者が暴力団関係の場合がやっかいでしたが、今は「堅気の親」がうるさく、執念深い。いわゆる、「モンスターペアレント」とか「ヘリコプターペアレント」という種族。学校経験しかない教員(小→中→高→大→学校勤務)にとっては、海千山千の保護者への対応は大変です。精神疾患になって休職したほうが楽。

 「いじめ問題」これも、教員が「精神疾患になって学校を休みたいなあ」と、思うところ。私のような無責任な野次馬に、「見えない教員はとっとと辞めちまえ!」などと責められるし。

 で、私は、「いじめは、教員には責任がない」という思いを抱きはじめております。さんざん「教員、管理職…つまり学校を槍玉に挙げてきたのにどういうわけだ?」って?
 「動物には、いじめはない」という内容の本を読みまして共感しました。その中に、「平和の象徴の鳩を2羽、カゴの中で飼うとどうなったか?」の実験結果がありました。ケンカして1羽が傷ついたのですが、勝った鳩は執拗に負けた鳩の傷口を突き続けた…。つまり、カゴという世界の中では、動物ですらいじめをする。学校という閉鎖された空間では、人がいじめをするのは当然。つまり、学校側には責任がない。…ことばが足りなすぎるのでそのうち詳しく書きますがね。

 だから、うつ病などで休職している先生に告ぐっ!
 校内のいじめで、あなたが無力を感じなくても良いからね。早く復職して、「学力を付けることに腐心しろ!」
 もっとも、教師といわれる種族なら、いじめは許さないし、公教育の枠を飛び出すほどの学力をつけますけどね。