アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

怪獣ウオッチ

2014年07月19日 | Weblog
 日本には、「勝てば官軍」という諺がある。これは、世界共通のものらしい。「マキアベリ語録」に、「目的のためにいかなる非常手段が用いられようと、非難さるべきではまったくない。結果さえよければ、手段は常に正当化されるのである」と、いうのがある。勝てば官軍と同じ。

 で、「妖怪ウオッチ」…社会現象なんて生やさしいものではなくなっている。法規制しなければならないんじゃないか?
 小学生が授業中に居眠り。これ、田舎では当たり前ですから!全国的に当たり前かも。居眠りの割合としては、4~5%ってところでしょうか。
 眠い原因の100%は、当然ながら家庭での睡眠不足。「私、2時まで」「オレ、3時まで」虚飾があるにしても、深夜まで妖怪ウオッチをしている。

 ゲームは子どもに良くないです。「脳に良くない(ゲーム脳)」「人格を変えてしまう」など、ゲーム批判の本も5~6冊出ています。
 さて、「官軍」になりつつある妖怪ウオッチ。私はどんなゲームなのか何度聞いてもイマイチ解らないけど、「妖怪ウォッチを手に入れた主人公が至る所に出没する妖怪たちと友達になり、その力を使って人々の悩み・問題を解決しながら物語の裏に潜む謎に迫る物語」…物語?ストーリーがあるらしい。し、しかも、「人々の悩み・問題を解決」。これ、いいんじゃないか?!
 授業中に寝る子は、悩みを解決されている様子かって?平日でも4~7時間もゲームをしている子たちですよ。悩みが解決されているはずがないでしょう!悩みは、「学校で寝てしまう」なのですから。解決していない。やはり、ゲームは良くないです。

 なお、私が恥ずかしかったこと…子ども達の前で、いかにも知ったふりをして、「怪獣ウオッチにギシンアン鬼ってのが出てくるだろう!」と、言ってしまいました。子ども達が、「キョトン」としている?「妖怪」を「怪獣」と、言い間違えしてしまいました。あー恥ずかしい。
 ゲーム界の官軍は、妖怪ウオッチ…悔しいが、現状はそうなっていますね。怪獣ウオッチではない。