アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

芸人の号泣ネタは著作権侵害…

2014年07月12日 | Weblog
 「憲法第九九条」と、言ったら、「九十多い!ただの九条っ!」と、ツッコミを受けました。私を、冗談しか言わないおにいさん(おじさん?)と、思い込んでいる。
 九条は、九条。九九条は九九条です。私は、憲法第九九条のことを言っているんですが、聞く方は、勝手に、「九条」のことを言っていると思っている。困ったものです。

 で、号泣する県議さん…!ほとんど、面白半分に放映される「…ギャー…ウワー・・・・」なんなんですかアレ!アレを見ていて、「ああ九九条!」と、思いましたよ。
 九九条は、「天皇または摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」
 
 九九条と、県議とは関係ないだろうって?あります。解釈の違いではなく、そのまんま県議にも該当する。
 憲法は、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」が、三大要素。実態の伴わない日帰り出張を繰り返していたというのは、憲法ではなく、刑法、 民事訴訟法、 刑事訴訟法の範疇じゃないか…って?
 いえいえ、そーゆー問題ではなく、号泣県議がかわいそうというスタンスゥ…。九九条を守る人に対してなんてコトするんだってこと。
 「3時間も、公開処刑のように県議を問い詰めて、挙げ句の果てに号泣させてしまった」これ、九九条の逆違反ですよ。人権もヘチマモあったもんじゃない。号泣さんは、被害者です。

 えっ?それなら九九条を持ち出さなくても良いだろう。刑事告訴されるようだし…だって?
 「…この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ…人たち」…早い話が、公共機関。この公共機関による憲法違反じゃないかと思われることが起こっているものですから…。注意して見てください。ゲシュタポみたいな状況が目立ち始めました。それで、警鐘の意味も兼ねて九九条を持ち出しました。九条の次は、九九条の時代になりますよ。
 辞職願が受理された号泣県議は、今後どう生きてゆけばいいのかって?吉本興業に頼み込んで、一発芸人になるのがいい。号泣ネタで少しの間やっていけるでしょう。何しろ、本物ですから。