アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

出ました!コンビニ強盗

2014年07月29日 | Weblog
 とうとう出ました。私が住む田舎に、コンビニ強盗が!しかも、そのコンビニは、我が家から400mの距離。
 新聞によりますと…
 午後11時11分ごろ、セブンイレブ○に、強盗が入った。犯人は、50~70歳ぐらいの男。白っぽいジャージー上下、黒っぽい帽子、サングラス、タオルで覆面。手には、か、か、鎌を持っていた。店員に、「金をくれ!」と言った。店員は、2万円を渡した。犯人は、徒歩で帰った。

 で、防犯カメラに写った犯人の写真が新聞に公開されておりました。
 白っぽいジャージー!今の時代にこんなジャージーを着ているのは、爺さまくらいのもんです。つまり、非常に田舎くさい特徴があるジャージー。家族はもちろん近所の人なら一目で、「あそこの家の爺さまだ!」と、分かるはず。
 それに、強盗なら、「金を出せ!」でしょ!「金をくれ!」ってのは何ですか!砂漠を歩いてきた人なら、「み、み、水をくれ!」これは、正しい使い方。砂漠を歩いてきた人が、「水を出せ!」とは言いません。凶器が、「鎌」というのも斬新というかぁ手軽にあるもので間に合わせたというか。鎌は怖いですよ。首がスパッと飛んでしまいますから。もちろん包丁も怖いですがね。

 孫が、新聞に載っている強盗の写真を見て…
 孫:あっ!じいちゃんが新聞に写真入りで載ってる!すごいね爺ちゃん!
 爺:あ、あ、それは爺ちゃんでねえ。(爺ちゃんじゃない)
 孫:爺ちゃんでしょう!爺ちゃんのジャージーでしょう!背格好も、間違いなく爺ちゃんだ!爺ちゃんが新聞に載ったぁ!わーい、わーい!うれしいな!

 というわけで、翌日は自首して出るかなと思ったら…もう5日経過。どうやら、家族が爺さんをかくまったな。ジャージーは、畑に埋めたな。鎌は、物置の鎌置き場に刺さったままでしょう。

 この事件から考えさせられたことは、「年寄りが貧乏なんだなあ」ということ。年額67万円の年金では、孫にアイスの一本も買ってあげられない。草刈りをしながら、「この鎌で…」と、犯行を計画したのでしょう。
 犯行時の服装は、動きやすさに重点をおいてジャージーにしましたねえ。覆面も何度も試着したことでしょう。「金をくれ」の台詞も、20回以上練習したと思います。何とも、悲しいです。人を傷つけなくてよかった。

 おっと、犯人は、私じゃありませんから!