アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ゴキブリが包子に?昆虫食へのステップ?

2014年07月28日 | Weblog
 中国旅行の楽しみの一つは、「点心」。蒸籠(セイロ)の、包子(パオズ)や饅頭(マントウ)は魅力がある食べ物です。包子は、中に具が入っています。饅頭は、中に具がない。小麦粉の生地を蒸して作る伝統的食品。

 中国の、笑えない笑い話なんですが…中国の大学で、学生側が大学の食堂側へ要求を出した。
 内容は…「包子の具からゴキブリの死骸が出現する回数は、週3回を超えないように」。厨房は、ゴキブリ、ゲジゲジ、キンバエ、ギンバエ、ドウバエの宝庫でしょうから。おっと、ネズミを忘れていました。(殺鼠剤入りの「カラフトシシャモ」がベトナムから来ましたよね。25日の新聞に出ていました。「食品加工=ネズミ」これ、普通ですから)。
 これに対して、食堂側も学生側に要望を出した。
「女子学生が包子を食べ、死んだゴキブリをかじっても、悲鳴の音量は90デシベルを超えてはならない」

 この笑い話が笑えないのは、「現実に起こっていること」だから。「ハエが入っていましたよ」などと言っても、無視されるのがオチ。「ゴキブリをかじっちゃったぁ」と言ったら、「死にゃあせん」と、返されるでしょうねえ。

 昨日は、「民度」の観点から、日本もしっかりしなければと書きましたが、「衛生意識」「お金追求」に関しては、中国に一位を譲りたいです。悪質さにおいて、日本はやや及びません。

 古くは、フレデリック・アークムという人が、食品偽装や有害食品を告発しました。19世紀初頭です。それからおよそ200年経っても、「死にゃあせん」ですから…。
 最近では、ベンジャミン・フルフォードが、「マクドナルド化する世界経済」の中で、強烈な告発をしています。

 中国のものは、食べないのが良いですね。いくら安くても…。殺鼠剤の宝庫ベトナムですかぁ…メコン川で獲れた魚は新鮮でよかったですがね。「加工されたもの」は、避けるべきですね。旅行では、「正露丸」が手放せません。