アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

要しない要するに

2015年04月29日 | Weblog
家内が、「こんなのあるよ!」と、差し出した服のカタログ…「ダブル衿ポロ」だという。中にシャツを着ていて外側にポロシャツを着ているように見えるシャツ?1枚のシャツなのに重ね着に見える。1枚5,000円。5,000円で2枚重ね着しているように見える…お買い得ですよって事か?つまり、貧乏人向けって事か!
 ふざけた洋服が売り出されているものです。この洋服は、「詐欺」ですよね?えっ!「犯罪とは言えない」って?確かに…「ダブル衿ポロの製造販売で逮捕者」という話は聞いたことがない。
 それにしても…見る人を欺くシャツ…。着る人はどんな心理で着ているのか?まさか、「どうだ!重ね着だぞ!なんちゃって重ね着だぞ!1枚なのに重ね着だぞ!」と、誇らしく思っているんじゃないでしょうねえ。
 重ね着がそんなに偉いのか?私など、下着のシャツ2枚、ヒートテック、セーター…4枚重ね着だ!かなり偉いことになる。

 服ではないが、よく解らんのが、「モト冬木」。「今は、いったいなんなんだーっ!」(これ、何度が書きました。元(もと)は、冬木だということは解る。では、今はなんなの?)
 モト冬木は、古いネタですが、新しいのも見つけましたよ…。
 「やくみつる」…「正確にはなんなんだーっ!」えっ?よくわからないって?「約みつる」ということは、「おおよそみつる」ということ。おおよそではなく、正確には、「なんなの?」ってこと。
 だけど、おもしろい名前です。麻雀の「役満(やくまん→やくみつる)」からの命名らしいです。ボクシングの亀田の親父さんにとっては、「疫満(やくみつる)」。私には、「約満(やくみつる)」…。

 服でも、人命でもないが、「ハーゲンダーツ」と言うと、「ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)!」と、言い直す人がいます。通じているんだから、言い直さなくてもいいと思いま~す。ハーゲンは、コペンハーゲンのハーゲンなんです。このあたりになると、私のほうが詳しいかも。ハーゲンにくっつけるのは、「ダーツ」がいいか「ダッツ」が良いか協議がなされた。結局、ダッツが採用された。私は、ダーツゲームを毎日やっていた時代がありましたから、「ハーゲンダーツ」のほうが言いやすいのですがね。あと…ハーゲンダッツと聴いたとき、「禿げ脱毛?」と悪口を言われたような気がしました。

 悪口ついでにもう一つ。会話をしているとき、「要するに」を多用する人がおります。これが、さっぱり要しない。「つまりですね、結局ですね、要するに…」…要しないって!面と向かった会話なら、なかなか要しない相手の腹の内などとっくに読めます。どうしようもない「要するに」は、式典や会合の挨拶の要しない「要するに」。

 えっ?アンティークマンこそが、要しない「要するに」を多用している張本人だって? 
 うっ…、要するに、枕が長くて本論が短いってことかなあ…。