アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

今年の漢字「安」と夫婦別姓を認めないは合憲との…

2015年12月21日 | Weblog
久しぶりに、常用字解(白川静先生)で調べただろうって?「はい、正解!」
 「安」なんですがね。ウカンムリの下が、男ではなくなぜ女なのか?白川先生がそのことに触れているのかなあと思いましてね。
 最高裁で、「夫婦別姓認めない規定は合憲」という判断をしました。このことと「安」が繋がっていました。ウカンムリの下が男では…悪くはないが、話が少々別であることも判明。
 白川博士によりますと…
 「安」は嫁いできた新婦が廟(みたまや)にお参りしていることを示しているんだと。夫の家の祖先の霊を祭り、この家の氏族霊を受けて夫の家の人になるための儀式を行っている…。当然、夫の姓を名乗ることになりますよね。最高裁は、「安」を重んじた判決を出したわけですね。では、ウカンムリの下が男の場合は、新郎が廟(みたまや)にお参りしていることを示して…新婦の家の祖先の霊を祭り、この家の氏族霊を受けて新婦の家の人になるための儀式を行っている…というのかって?そうなりますかねえ。残念ながら、日本には、ウカンムリの下に男と書く漢字はない。

一年の世相を表す「今年の漢字」に「安」が選ばれたわけで、安倍総理は、「…安が倍になる…安倍…」と、はしゃいでおられましたがね。新婦が、(通常1回のはずなのに)倍も廟(みたまや)にお参りしてはいけませんよね。

 ピンクのパンツ一丁で、「安心してください、はいてますよ」と言う芸人。「その前に心配させるなよ!」と、ツッコミたくなりますがね。…あの芸って…わいせつじゃないのかなあ?「大丈夫、安心してくださいってがぁ?」
 スギちゃんやら、なんとかバズーカ同様、スグに消えてしまうでしょうけどね。パンツ一丁で勝負に出たあたりは評価できますがね。
 保育所の2歳児に、お尻をくねらせて、「あんちんちてくらちゃい。はいてまちゅよ」と、言う子がいるそうで。笑いをとれるのが嬉しいらしく何度も…はいてまちゅよ。幼児に「ウケルことの喜び」を感じさせた…パンツ芸人も人の役に立っているってことかな。

 「安心してください」の芸人、芸名が、「とにかく明るい安村」。今年の漢字…予想してのデビューか?とにかく「明るい」というのはいいよね。