アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ジェンダーニュートラル 入浴施設は…

2024年09月26日 | Weblog
 テーマがLGBTQのセミナー。講師は、ストレートの弁護士さんとゲイの会社社長さん。ストレートは、身体の性と心の性が一致し、かつ異性を恋愛対象とする人。
 ゲイは、同性愛の人。特に男性の同性愛者を指します。差別用語ではありません。
 女性の同性愛者を指すレズビアンも、差別用語ではありません。しかし、「レズ」は差別用語だと主張される方もおられます。要注意の言葉ですね。同性愛の世界も、なかなか奥が深いです。うかうか、知ったかぶりで論じられませんワ。

 弁護士さんの講演は、LGBTQを理解し、人権を守ろうというものでした。
 ゲイの社長さんの講演は、用語の説明と、LGBTQが抱える困難事例。

 講師先生がた、「セクシャル マイノリティ」という言葉を使っておられた。
 LGBTQは、13人に一人なんですよ。最近いわれているように、血液型AB型の人や、左利きの人たちと同じ割合です。 AB型の人たちを、「ブラッドタイプ マイノリティ(血液型少数派)」と呼びますか?
 左利きの人を、「ドミナントハンド マイノリティ(利き手少数派)」と呼びますか?
 米国の場合など、右利きと左利きは半々ですから、マイノリティもマジョリティもヘチマもない。

 私が、LGBTQの講演を依頼されたら、まず、この「性的少数者とか、セクシャルマイノリテイとかの言葉を捨てて下さい」と、いうところからはじめますねえ。
「多いから受け入れられ、少ないからはじかれる」という問題じゃないから。

 知ったかぶりの権化ですから、頼まれたら、テーマが比較文化学関連ではなく、LGBTQだろうが、SDGs だろうが、ホイホイと講演にうかがいますよ。面白いですよぉー、私の話は!(久々に出ましたね、自画自賛)。
 LGBTQの講演でも、弁護士さんや、ゲイの社長さんより「笑わせられる」自信あり。
 笑わせるようなテーマじゃないだろうって?「講演=笑わせる」これが、アンティークマン流の仕事の流儀。NHKからのオファーは、今のところありませんがね。

 米国では、「ジェンダー ニュートラル」が浸透しはじめています。「性別という意識がない」のです。
 分かりやすい例としましては、「トイレ」。ジェンダー ニュートラルですから、「男子トイレ」「女子トイレ」の区別がない。誰が使ってもいいのです。頭が混乱している人もおられるでしょう。まだ一部ですが、現実にそうなってきています。

 日本の場合、「男湯」「女湯」があります。市町村条例で、「12歳以上の女児は男湯に入ってはならない」と、なっているところもあります。 
 銭湯組合側が現状を分析し、独自に、「9歳以上の女児は男湯に入ってはならない」と決めところもあります。
 確かに、12歳の女児はぁ…発達の差異は有りますがぁ…男湯へ入れてはいけませんよね。
 男児はどうなんだって?ある市の条例に、「女児」とあるので、女児と書きましたが、男児も年齢については同じでしょう。12歳の男児が、女湯に入る…これ…ないよね。

 で、「ジェンダー ニュートラル」…と、いうことは…
「ストレートであろうが、LGBTQであろうが、誰がどの風呂に入っても良い」と、なります。
「男湯」「女湯」の暖簾はどうなるんだって?使い道がなくなりますから、お部屋の装飾にいいんじゃないかなあ。

 ジェンダー ニュートラル!スポーツも、全て混合。パリ五輪で問題になった、女子ボクシングの性別問題も解決。
 ねっ!こういう話の方が、品を保ちながら笑えるでしょ!
 講演料ですかぁ?依頼される気遣いがありませんから、考えていませ~ん。


コメントを投稿