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徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

おめでとう加藤美唯選手!

2023-06-09 10:52:13 | テニス

本日は通院日ですが、日頃の行いが悪い私なので、恒例の雨です。昨日の夜は興奮してよく眠れていませんが、今は全く眠くもありません。今日の記事は思いに任せて書いてしまったので、ものすごく長い文章になりました。恐らく、全部読んでくださる方は少ないでしょう。自己満足の記事となりました。先に謝っておきます。

 

昨日はお休みを頂いたので、

リアルタイムで全仏オープンミックスダブルス決勝を見ることが出来ました。

加藤美唯選手(日本)▪プエッツ(ドイツ)選手対、

アンドレースク(カナダ)/ ヴィーナス(ニュージーランド)組の対戦です。

加藤美唯選手は28才、身長156cm。

WTAランキング最高位はシングルス122位、ダブルス30位。

最新の世界ランキングはシングルス410位、ダブルスは31位。

ティム・プエッツ選手は多分35才、身長185cm。

ランキングは不明ですが過去にはベスト10に入っていたようです。

ビアンカ・アンドレースク選手は22才、身長170cm。

WTAランキング最高位はシングルス4位、ダブルス147位。

マイケル・ヴィーナス選手は35才、身長191cm。

WTAランキング最高位はシングルス274位、ダブルス12位。

ずっと後ろに書きますが、

この女子選手のダブルスランキングの差が、最後に如実に現れました。

 

さて、試合ですが、まず、感じたことは、

スポーツはテニスに限らず、試合中に必ず、良い流れと悪い流れがあります。

当たり前の話で、私自身色々な競技、色々な試合で、

嫌と言うほどそんな試合を視てきましたが、

本日改めてそれを再認識しました。

 

私が触れるまでもなく、ミックスダブルスのポイントは、

女子プレーヤーのサーブをいかにキープするか?ブレークするか?

そのために男性プレーヤーの強いストロークやアタックを、

如何に女性プレーヤーが跳ね返すか?

そして男性プレーヤーのサービスゲームを、

如何にブレークされないようにするか?

単純に言えばこれに尽きます。

 

まずこの試合は、スタートは最高のスタートでした。

相手のマイケル・ヴィーナス選手のサービスブレークでスタート。

ビアンカ・アンドレースク選手のサーブも、

2回目のヴィーナス選手のサーブもブレーク出来そうでしたが、出来ず、

加藤選手の1回目のサーブは0-40からキープしましたが、

2回目はブレークされここから流れは相手に行き、

加藤選手のミスが増え、このまま4-6で落としました。

 

あまりに加藤選手のミスが多く、

正直、優勝は難しいか?と思って始まった第2セット。

加藤選手ペアはレシーブから始まり、相手のキープから始まったことで、

第2セット、相手サーブのブレークは難しいかなと思ったのですが、

アンドレースク選手が少しずつ勝利を意識し始めたのか?

前衛でのプレーが少しずつ消極的?になり、守りに入り?

その影響?で、加藤選手のミスが減り出し、

第8ゲームまでキープは続きます。

そしてキープが続く中で、加藤選手がだんだん積極的になり、

しかも気持ち良くポイントが獲れ、

ダブルスプレーヤーらしく、ポイントを取っていく。

一方、アンドレースク選手は後衛にいる時は、

男子顔負けのプレーをするのですが、

ネット際に立つとと全然目立たなくなっていき、

これが最後に勝敗を分けた気がします。

前衛が決めてくれないので、

ヴィーナス選手もだんだん無理をするようになり、

流れを取り戻せませんでした。

 

そして運命の第9ゲーム?

4-4からのヴィーナス選手のサーブでしたが、

1-0と先行しますが次のポイントで、

プエッツ選手がイージーボールを返してしまいましたが、

これを前衛のアンドレースク選手がボレーを振ってしまってミス。

1-1となったこのポイントが勝負の分かれ目でした。

ここから加藤選手がヴィーナス選手とストロークで打ち勝ち、

続いて加藤選手が前衛アタックで相手を崩し、ポイントを決め、

15-40でリード。

その後相手も頑張り40-40となった後、

ディサイティングポイントも、アンドレースク選手がボレーを決めきれず、

積極的に攻めた加藤選手ペアがこのゲームを取り、

ここからの加藤選手は神がかり的に好調を持続します。

5-4のリードからプエッツ選手のサーブでしたが、

このゲームで2回のダブルフォールトで40-40となりましたが、

ここでも加藤選手がしっかりボレーを決め、

ディサイティングポイントを勝ち取りました。

シッカリ確認していませんが、

この試合でディサイティングポイントでゲームが決まる場面は、

恐らく加藤選手ペアの方が圧倒的に獲っていたのでは?

誰か調べてくれると嬉しいのですが。

 

さて、セットカウント1-1となり、

ここからは10ポイントタイブレークになります。

タイブレークは、ヴィーナス選手のサービスエースから始まりましたが、

加藤選手のボレーで1-1、スマッシュで2-1、

その後ヴィーナス選手のボレーで2-2、

プエッツ選手の逆クロスのストロークで3-2、

ヴィーナス選手のボレーで3-3、

サイドチェンジを挟んで、

プエッツ選手のボレーでで4-3、

ヴィーナス選手のダブルフォールトで5-3、

加藤選手のリターンを2回アンドレースク選手がアタックするも、

加藤選手が拾い、

その後ヴィーナス選手の前衛アタックがバックアウトで6-3、

プエッツ選手のサービスをヴィーナス選手がネットに掛け7-3、

アンドレースク選手の前衛アタックを加藤選手がボレーで逆襲し8-3、

アンドレースク選手のサーブで、ヴィーナス選手がボレーを決め8-4、

再びサイドチェンジ。

アンドレースク選手のサーブで、ストローク戦になり、

加藤選手のサイドアタックが惜しくもサイドアウト8-5、

加藤選手のサーブから前衛アタック?するもネット8-6、

加藤選手のサーブをアンドレースク選手が前衛に引っ掛け9-6、

これでマッチポイント。

ヴィーナス選手のサーブをプエッツ選手がリターン。

これをヴィーナス選手が返し切れずネット。

これで、加藤美唯選手▪プエッツ選手ペアの優勝が決まりました。

 

2年連続で日本人選手のミックスダブルス優勝になりました。

全仏オープンミックスダブルス優勝!

 

タイブレークの文章を読んでお気づきとは思いますが、

少なくともタイブレーク中にアンドレースク選手が、

決めたポイントは一つもありませんでした。

最終的にこれも勝負の分かれ目となりました。

 

最後に優勝賞金ですが、

昨年の柴原選手の時は、

混合ダブルスの優勝賞金は12万2000ユーロ(約1673万円)

今年の優勝賞金額は、日刊スポーツによれば、

今大会の優勝賞金は混合ダブルスで12万2000ユーロ(約1770万円)で2人で均等に分け合う。シングルスは男女とも同額で230万ユーロ(約3億3350万円)。男女のダブルスはともに59万ユーロ(約8555万円)となっている。

と相変わらず低い気はします。

もちろん、出場ペア数の違いや、

出場者のランキングの違いを考慮されたものでしょうが、

せめてこの金額を二人で分けるのではなく、

それぞれに出して欲しいですね。

とにかくうれしい出来事でした!

 

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