柏瀬の完敗から2日。当然予想されたことながら、職場で同僚からは「残念だったねアルビ!」という同情的声がけ、「どうしたアルビ?」という嘲笑的声がけなど、さまざまな反応に「やっぱり来たか!」と、楽しんでいる余裕綽々の八百政であります。言いたいヤツには言わしとけ!
さて今回の柏戦、何といっても話題の中心は高卒ルーキーにして高徳のDNAを受け継ぐ男、酒井宣福でありました。結果は皆さんご存知の通り、イマイチでありました。しかし今回のゲームが宣福にとって、「デビュー戦では散々でした」「デビュー戦は何も仕事をさせてもらえませんでした」と、過去を回顧するゲームのひとつになるとボクは思っています。
つまり今回のゲームは。酒井宣福という将来日本代表を背負って立つ”酒井兄弟”の弟の、ほろ苦のデビュー戦という歴史的戦いだったのです。まさに「歴史的一戦」だったわけですよ、今回の柏戦は。
それで、散々なデビュー戦に終わった酒井宣福選手でありますが、ボクはひとつだけ大いに評価した点があります。それはゲーム後のインタビューの受け答えです。冒頭の画像は、UXのインタビューに答える宣福選手です。堂々としかも自分の言葉でしっかりと自分の考えを述べていたた姿に、非常に好感を持ちました。
少なくとも宣福選手からは、「ルーキーはしゃべれない」というイメージをサポーターに強烈に植え付けた"田中亜土夢選手"にはない、明るい雰囲気を感じました。これは実に評価すべきことであります。
宣福が今回の柏戦を「忘れられないJデビュー戦」として記憶に鮮明に残し、やがてそれを糧に大きく成長していくことを、ボクは夢想しております。