昨日わが家に配達されたサッカー新聞「エルゴラ」に、かつてアルビレックスでプレーした桑原裕義選手の記事が掲載されていました。
桑原選手は、現在J2のギラヴァンツ北九州のボランチとしてプレーする現役プレーヤーです。今現在39歳。エルゴラ記事によれば、彼よりも年上の現役Jリーガーは、三浦カズ選手とゴン中山選手しかいないという大ベテランです。しかも2人の元日本代表選手と違い、桑原選手は今もボランチの先発選手であり、チームに2人しかいないフル出場選手の一人なのであります。エルゴラは「好調を支える孤高の男」という見出しで、今季好調な北九州を引っ張るベテラン選手を特集し、「北九州の成長に、まだこの男が欠かせない」と結んでいました。
この記事を読んで、嬉しく思ったアルビサポーターは多かったでしょうね。ボク自身、あの「雨のガンバ大阪戦」での桑原キャプテンのシュートを思い出しました。まだボクがこの「週アル」を始める前の、2005年(平成17年)の第19節、8月20日のことでありました。ブログはまだやっておりませんでしたが既に「アルビスクラップブック」は作っておりましたので、久しぶりに本棚から6年前のスクラップブックを取り出してきました。
新潟快勝 雨にも負けず
桑原先制、エジ2発、鈴木慎ダメ押し
G大阪下し3連勝
使われていた画像は、慎吾のダメ押し4点目のシュートシーンです。ガンバ相手に4-2の快勝。雨に濡れながら桑原の先制シュートに歓喜したことをい出しました。
「桑原待望の一発」という見出しでもわかるとおり、桑原選手のJ1リーグ戦での初ゴール。しかも、J1リーグ244試合目のゴールは、最も多い試合での初得点だったのであります。「記憶に残るゴール」でありましたね。ちなみに、このガンバ戦の先発は、「野澤、リマ、高橋直樹、萩村、喜多、勲、桑原、ファビーニョ、寺川、エジ、慎吾」であり、途中交代が「上野、末岡、菊地」であります。新聞には「末岡デビュー」の小さい見出しもありました。監督はもちろん男前・反町であります。
久しぶりに開いた6年前のスクラップブックはとても懐かしく、しばし前後の記事を読みふけってしまいました。特に懐かしく思ったのは、この記事のすぐ前に掲載されていた「菊地直哉:磐田からレンタル移籍」と「山口:横浜Cに移籍」の記事でした。今年、大分からやって来た菊地選手が6年前のシーズン途中に磐田からやってきたのと、アルビのJ1昇格の大黒柱キャプテン山口の移籍は同時期だったことを思い出しました。あぁ懐かしい!
ところで、この菊地選手が6年前に新潟にやってきた時に、一緒に途中入団した選手がいたことを覚えていますか?ボク自身は完全に忘れ去っていたのですが、今スクラップを見ながら「あぁそう言えばそうだったなぁ…」思い出しました。
はい、そうなんです。オランダからやってきた千葉和彦選手であります。背番号は菊地が36番、千葉が37番だったんですね。6年の歳月を重ね、再びこの2人がアルビレックスを支える存在になったということ(早くケガを治してね、菊地選手!)、運命を感じます。
ところで、6年前のガンバ大阪戦の勝利の後でアウェイ鹿島戦が開催されています。こちらはあまり思い出したくはないのですが、2-7で大敗しています。そういえば昔は、7失点とか6失点とか時々ありましたものね。当時のことを考えると、3失点なんて可愛いモノですよね(笑)。