アウェイ観戦のお楽しみは、「サッカー観戦」+「ご当地美味いものグルメ」+「プチ観光」というのが、わが家の基本的な考え方であります。せっかくアルビのおかげで日本のいろんな場所、いろんなスタジアムを訪問できるわけなのですから、それなりに楽しみたいですものね。
今回のガンバ大阪戦の万博記念競技場は、ボクらにとっては昨年に次いで2回目の観戦でありました。昨年はキックオフまでの時間を利用したプチ観光で、「太陽の塔」を見たり国立民族博物館を見学したりしてとても有意義な時間を過ごしました。その時の様子はここを見てね。
「今年の大阪観光はどうする?」「バスが競技場についてからキックオフまでは4時間弱よ」「梅田にも行きたいんだよなぁ」「万博公園でローズフェスタも開催しているみたいよ」「バラかぁ…バラは越後丘陵公園でも見られるしね」「やっぱりNHKの『江』も見てるし大阪城じゃない?」「それじゃぁ大阪城へ行くジョー」ってな会話が夫婦でありまして、大阪城に行くことになりました。
3時ちょっと前に応援ツアーバスが競技場に着いた時に、くれよん添乗員のお兄さんに「大阪城に行くにはどのルートが一番いいですかね?」と尋ねました。彼は携帯電話で調べてくれ、「地下鉄谷町線がいいんじゃないですか」と教えてくれました。「大阪城に行ってもキックオフまでに戻ってこれますよね」「大丈夫ですよ、楽勝です」そんな会話もあり、ボクらは大阪城へと出発したのであります。
万博競技場は大阪モノレールの「公園東口駅」のすぐ前です。ボクらは「公園東口駅」を15時05分のモノレールに乗車しました。「万博記念公園駅」でモノレールを乗り換え6駅目の「大日駅」へ。ここで地下鉄谷町線に乗り換えです。乗り換えはスムーズにいき、そこから11駅目の「天満橋駅」で下車いたしました。大阪城へはそこから歩いて行きます。
しばらく歩いて行くと天守閣が見えてきました。「おぉ!これが歴史の舞台になった大阪城か!」「コンサート会場で有名な大阪城ホールもこの近くね」などという夫婦の会話をしながらお城に向かって歩いて行きますが、なかなかお城に着きません。
大阪城の周りは大きな公園で、ジョギングする人や親子で散歩する人たちなどがたくさんいました。お堀や石垣や大きな門をくぐり抜け、地下鉄の駅から30分ほど歩いてようやく大阪城に着きました。。冒頭の画像はその時の記念撮影(モデルは八百妻)です。ちょっと遠かったけど、ずっとバスに乗っていて運動不足でもあったので、良い天気の下で心地よい散歩をした気分です。そして何より、歴史の舞台を間近で見て感激しました(詳しい内容は省略)。
さて、大阪城を後にして、これからまた万博競技場まで戻らなければなりません。キックオフの少なくとも1時間前には万博競技場に戻って、たこ焼きも食べたい、ビールも飲みたい、もちろんアルビ戦士たちのゲーム前の練習に声援も送りたいのであります。
実はボクは、大阪城に来るまでの地下鉄の電車の中で、路線図を見ながら「もっと早く大阪城に来る方法があったのではないだろうか?」と感じていました。
そこで帰りは別のルートで競技場に戻ることにしました。地下鉄谷町線「天満橋駅」から4つ目の「天神橋筋六丁目駅」で阪急電車に乗り換え、阪急千里線で9つ目の「山田駅」で大阪モノレールに乗り換え、一駅だけ乗って「万博記念公園駅」に往路と逆方向から到着し、そこで乗り換えて「公園東口駅」に到着するルートです。
結果は、往路よりも10分ほど早く競技場に戻ってくることができました。初めて行った大阪の街で、電車の路線図を見ながら地下鉄や私鉄の乗り継ぎを別の方法で挑戦してみたことは、脳の老化防止に役立ったのではないかと思っております。しかも10分間の時間短縮ということで、八百政はちょっと得意だったのであります。「へへん!どんなもんだい!」っていう得意気な気持ちが表情に出ていたのでありましょう。そこで女房から鋭い指摘を受けました。
往路:大阪モノレール(公園東口~大日):390円
地下鉄(大日~天満橋):270円 合計660円
復路:地下鉄(天満橋~天神筋六丁目):230円
阪急電車(天神橋筋六丁目~山田):220円
大阪モノレール(山田~公園東口):240円 合計690円
う~ん!残念!時間は10分短縮したのですが、運賃は30円余計にかかっていたんですね。でもまぁ、夫婦で知らない街の電車を乗り継ぐという、楽しいレクレーションの時間でもありました。またひとつ、アウェイ観戦の楽しみを見つけたような気分でした。