裏天王山のガンバ戦は、後半ロスタイムにPKで追いつき、1-1のドローでした。同じドローでも、「追いつかれたドロー」と「追いついたドロー」では感じが全く違いますよね。今日のゲームは「引き分けじゃダメだ!」「何が何でも勝ち点3だ!」という気持ちで臨んだのですが、ゲーム終了間際までリードされていた展開だけに、ドローの結果にもある程度の達成感と満足感を感じております。人間の気持ちって不思議ですね。
しかしまぁ、前半と後半のチームの豹変ぶりはいったい何なのでしょうか。前半はシュートを1本も打てず、一方的なガンバのゲーム。それが後半は、ミシェウがゴール前でファウルをもらってPKをゲットしたシーンももちろんだけど、それ以外にもゴールを匂わせるビッグチャンスはアルビの方が圧倒的に多いゲームでした。まるで別のチームのようでしたよ。
そのチームの豹変ぶりは、ハーフタイムの柳下監督の檄によるモノだということがゲーム後の監督インタビューで分かりました。それは「ガンバを怖がっているやつは交代させる」というモノ。これを聞いて、悪いけどボクはちょっと笑っちゃいました。「中学の部活かい?」ってね。「やる気のないヤツは使わないぞ!」って、生徒を叱咤激励する部活顧問が登場する青春ドラマを想像しましたよ。主演は村野武範かな?(笑)
まぁプロのサッカー選手といえども、いやプロのサッカー選手のレベルだからこそ、メンタルの部分というのは大きくプレーに影響するのだということなのでしょうね。
大宮が勝ったために順位は1つ落ちました。しかし、貴重な勝ち点1を積み上げたことも事実。熾烈な残留争いはまだまだ続きますが、ガンバが上位陣との連戦を残しており、アルビは大宮との直接対決を残していることなどから、一波乱も二波乱もあることが十分予想されます。セレッソだって残留争いに巻き込んでやりたいしね。とにかく、一戦一戦あきらめずに応援するのみです。
頑張れ!アルビレックス!