首位攻防の直接対決である横浜FC戦は、2-0の完敗でした。警戒していたリーグ得点王の小川航基に華麗に先制点を決められ、何が何でもとりたい次の得点が横浜の追加点となり(渡邉千真にやられた)、久しぶり(7節の千葉戦以来だから16試合ぶり?)の完封負けです。まぁ、後半のあの至恩のシュートが決まっていればなぁ…って気持ちもありますが、相手GKのスーパーセーブに拍手を送りましょう。
シュート16本、枠内シュート12本、ボール支配率62%、パス成功率87%はいずれも横浜を上回っていましたが、サッカーは得点を取り合うゲームです。ゴールネットを揺らすことができなければ勝てません。
さらにシュート数のデータです。2人のFWにシュートが集中している横浜FCに対して、中盤より前の選手が満遍なくシュートを放っている新潟。これも対照的ですね。「どこからでも得点が生まれる可能性がある」「全員が攻撃の意識が高い」という意味で大いに評価ができる一方、「絶対的なエースストライカーがいない」というのも真実だと思います。
いやぁ、それにしてもニッパツを埋めたアルビサポの迫力は素晴らしかったですね。G裏にびっしり詰まったオレンジユニの姿は、明らかに横浜FCのG裏よりも密集度が高かったです。「ここはホームか?」って感じさせられる迫力でした。アウェイの地まで足を運んで選手と共に戦ってくださったサポーターの皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。皆さんのエネルギーと熱い気持ちは、DAZNで観戦するボクらにも確かに伝わってきました。
首位攻防戦での敗戦で、残念ながら首位の座を横浜FCに受け渡してしまいましたが、まだまだリーグ戦は続きます。しかも首位との勝ち点差はわずかに「1」です。敗戦をしっかり分析し、次節に向けた準備をしっかり始めてほしいと思います。どんなチームだって「勝ち続けること」なんて不可能です。今回の敗戦が次の飛躍へのステップになり、「あの敗戦が昇格への契機になった」とシーズン終了後に振り返ることができるゲームになることを願っています。 ブレずに戦え! 頑張れ!アルビレックス!