天皇杯2回戦の観戦に市陸に行ってきました。市陸もなかなかいいですね。GK小澤さんのポジショニングの指示や選手を鼓舞する声やスタンドのボクらのところまではっきり聞こえ、ビッグスワンとは一味違った臨場感があります。結果は延長の末、2-1の辛勝でありました。いやぁ~ハラハラしましたね。
●お相手のサウルコス福井は、J2の下のJFLの下の北信越リーグに所属するチームでありました。格下相手ということで決してなめてかかったわけではないと思いますが(そんな余裕は今のアルビには到底あり得ないし)、前半終了際に先制点を与えてしまうイヤな展開でありました。
●緑色のポリ袋を振り回すという初めて見た応援スタイルで、少人数ながら頑張る福井サポ。応援の声もよく聞こえましたし、「あぁこういうチームやサポーターの雰囲気っていいなぁ」と感じました。福井の背番号10番の坂井選手とか11番の猪島選手とか、元気のいい選手もいましたね。健太郎が完全に走り負けたシーンもありました。
●アルビは東口と村上と亜土夢は休養。キーパーは小澤さん、サイドハーフはアランミネイロと小谷野、そして右サイドバックにはユースの川口君が入りました。長岡市出身の川口君。最初はちょっと遠慮気味でしたが、ロペスの同点弾をアシストするなど、デビュー戦から非凡さを十分発揮しておりました。楽しみな若手です。背番号は31ね。
●川口君のコールは、ちょっと早口言葉っぽかったです。「ナオキ!」では石川直樹選手と被るから、「カワグチナオキ!」と早口言葉にしたのでしょうね。でもアルビに頼もしい若手が登場しましたね。嬉しいです。サイドバックよりも、後半のサイドハーフの方が持ち味が発揮されていたように思います。またぜひプレーを見たい選手です。
●試合は延長戦でロペスが自らゲットしたPKを決めて2-1の勝利でした。まぁ欲を言えば「もっと点取れただろう!」ってところですが、チームの状況を考えれば、「ロペスが2得点をあげて勝った」ってことを素直に喜びたいと思います。ロペス!次も頼むよ!
●心配なのはミシェウさんが腰を押さえて退場したこと。大事に至らなければよいのですが。ゲーム後の挨拶にも姿を見せませんでした。
●ケガが回復し、久しぶりに登場した金珍洙。途中出場ながら存在感を示しました。ちょっと守備に不安はあったけど、果敢な攻撃参加にワクワクする場面が何度かありました。
●貴章もよかったんじゃないかな。やっぱり貴章は長い時間使ってこそよさを発揮できる選手です。ミシェウさんのケガの状態によっては、次節のガンバ戦、ロペスと2トップで使うっていうのはどうでしょうかね?>柳下監督
●それにしても、天皇杯2回戦は波瀾万丈でした。なんとJ1チーム5チームが格下相手に敗れ去りました。
・サンフレッチェ広島が四国リーグのFC今治に
・ヴィッセル神戸がJFLのSAGAWA・SHIGAに
・コンサドーレ札幌がJFLの長野バルセイロ
・FC東京がJFLの横河武蔵野FCに
・サガン鳥栖がJFLのカマタマーレ讃岐に
「アルビが勝ってよかった」と正直安堵に胸をなで下ろしたわけですが、勝ったから強気に言わせてもらいたいこともあります。「天皇杯で格下相手に負けるようなチームは、J2に行きなさい!」 去年のことなど、もう忘れたし…。
●1つの疑問です。もし今日アルビが福井に負けたら、10月10日の天皇杯3回戦は予定通りビッグスワンで実施したのでしょうか??