ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Alice's Adventures Under Ground

2005-07-01 23:31:24 | 読書
子供時代,読書量の少なかった私の,数少ない蔵書(笑)の中でもおそらく1番好きだったものの1つが,不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)でした。高校時代に,何度か原書にチャレンジしようとしたのですが,どうも当時はどうしても日本語に訳してしまおうとする癖があり,いつも果たせませんでした。でも,5年前に英会話を習い始めてから,ハリポタなどを読めるようになる前に,最初に読めたのがこの1冊です。

もう1つのブログの方で指輪物語の下書き,The History of Middle-earth(通称HoME)の感想をずーっと書いていて,これがまた地味ながらとても面白くて,すっかり下書き付いてきた(笑)みたいですが,あのAlice in Wonderlandの下書きをついに見つけて,これは即買い!(爆)。他に読まなきゃならない本もあるというのに,さっそく読み始めてしまいました。(汗)

不届きにも知らずに買ったのですが,実はこの本,その作者,オックスフォード大学の数学の先生,チャールズ・ラトウィッジ・ドジスンさんが学寮長の娘さん達とボートに乗って,即興で語ったお話そのままなのだそうです。で,さらに驚いた事に,その時の原稿をそのまんまファックスからコピーしたのがこの本で,ドジスンさんの几帳面な字はもちろん,彼自身の味のある挿絵もそのまんまです。



という事で,今2章を読んでいますが,今の所まだ正式版Alice in Wonderlandとの違いはよくわかりませんけど,またもう少し読み進んだら感想の続きを書こうと思います。


Chapter XIX : The Journey to Bree (2)

2005-07-01 22:21:04 | Tolkien・HoME
<本文>
Concerning Hobbits 続き


ホビットの身長は2フィート~4フィートで,平均は3フィート位です。ホビットの歴史上4フィートを超えたのはアイゼングリム1世の息子バンドブラス・トゥック(=牛うなり)(確かホビットの冒険では,ビルボの祖先の親戚で,ゴブリン?の頭を杖でぶっ飛ばして,それがゴルフの起源になったとかいうホビットでしたよね?)だけで,彼は4フィート5インチあって,馬にも乗れたそうです。

ホビットは殆ど魔法は使いませんが,大きな人達が近づいてきた時などは,音を立てずに素早く消える事はできます。彼らはトラブルを避けたいと思ってましたので,耳と目はかなりよいです。彼らはお腹周りが太りやすく,必要ない時はあまり急ぎませんが,素早くスマートに動く事ができます。
彼らは緑や黄色の服を好みます。また彼らは靴を履きません。笑う事が好きで(特に夕食の後は)プレゼントが好きです。

(この辺りは,ホビットの冒険の最初にも書いてありますね。プレゼント好きというのはあったかな?)

ホビット達は基本的に穴で暮らしていました,もしくはそう信じていました,が,実は,ビルボの時代には,大金持ち,もしくは,最も貧しいホビットしか穴に住んではいませんでした。貧しいものはただの穴に,大金持ちは古い時代の穴を贅沢に改造して暮らしていました。しかし,多くのホビットは,石や木やレンガ造りの「家」に住んでいました。

農場造りや家造りは,川沿い(ブランディワイン)から始まったと言われます。東四が一の庄の沢地のホビット達は,純血でないとも言われていました。彼らは他の地域のホビットより,大きく,顎に髭の生えた者,泥の中でブーツを履いていた者もいたそうです。

建築の技術は,エルフから伝えられた可能性もあります。ビルボの時代にも,シャイアのずっと西側にはまだエルフの3つの塔が建っていました。それらは月の光りで輝きました。西四が一の庄のホビット達は,その塔に行けば,海を見ることができると噂していましたが,誰も実際登った者はいないとされています。ただ,エルフから建築技術をもらったとしても,ホビット達は自分達のやり方で家を建てていました。塔を作る事はなく,落ち着いた平屋でした。最初の家は,少し膨らんだ泥(後にレンガ)の壁と干草の屋根でできていたと言われています。

大抵のホビットの家には,大きな家族が何代も一緒に暮らしていました。彼らは念入りな家系図を作り,誰が誰と,どうやって,何故,つながっているとかいうのは,とても大事な事でした。しかしもちろんそうした重要な家族の家系図を全部紹介する事はできませんが。。(それで1冊本ができてしまうし,他の種族には退屈でしょうし。(笑))

(まあでも,とりあえずの省略形の家系図は紹介しましょうというような事を,トールキン父さんは述べています。実際のその家系図の1つ(トゥック家の)がHoMEの本文のこのページのちょっと先にありますので,本をお持ちの方は観察してみましょう!)

フロド・バギンス(お~,ついに真打登場!)は,ビルボとの養子縁組により跡取りとなり,彼の財産だけでなく,不思議な指輪の後継者となりました。その指輪はかつて,ずうっと東の霧ふり山脈に住んでいた,悲しくも忌まわしいゴラムという生物,彼はこの話にも出てきますが,の物でした。彼とビルボのなぞなぞをぜひ読んで頂きたいです。(と,トールキン父さん,希望) ガンダルフは,フロドに,その指輪は姿を消せる事以外に,別の力を持っている,と説明します。

ビルボは幸せに長生きしましたが,それはずっとシャイアでという事ではありません。あの旅行から帰って60年は何も起きませんでしたが,彼が111才の誕生日にそこを出よう,と思い立った所から,この物語は始まります。
</本文>

何となくうまくまとまったかな。正式版よりわかりやすいぞ(笑)

アラゴルンとアルウェンのどうこうという話は,当時まだアラゴルンもアルウェンもファラミアもいませんから,当然まだできてないでしょうが,パイプ草の話もありませんね。パイプ草の話を引き出すべき人物,セオデン王とサルマンがまだ出てきてないという事なのかな?
そう言えば,ホビットの冒険の方には冒頭から出ていたので,必需品と思っていましたが,HoMEになってから,パイプ草のシーンて,まだなかったですね。

えーと,次は短いので,行っちゃいます。

Chapter 1 : A Long_expected Party


<クリストファーさんコメント>
これは6番目の草稿になるそうですが,まあいろいろ細かい修正があったそうですが(約2ページ分コメントがありますが(汗)),私が気になりましたのは,ガンダルフが「まだ小さかった」事と,ビルボが封筒に指輪を入れる所,彼はその封筒を,今回はドワーフのLofarに,フロドの部屋に置くよう,託したという事です。
</クリストファーさんコメント>

あ~勘違い(汗)

2005-07-01 01:25:39 | Tolkien・その他
この頃ナルニアを読み始めたので,インクリングスは避けて通れなくなりましたが,それにしても私はちょっと勘違いしておりました。うかつにも,その集まりは,大学の放課後に誰かの研究室に茶菓子を持ち寄っていたのかな?(で,茶菓子は当然,Turkish Delight(爆))と思い込んでいたんですが,指輪物語はもちろん,ハリポタにまで出てくるイギリスの素敵な伝統的な文化の事をす~っかり忘れておりました。そうそう,ミーティングと言えばパブ!なんですよね。皆さんが集まっていたの。

The Panel of HP Experts

2005-07-01 01:03:24 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
(今は大丈夫ですが7/16以降はこのリンク先はハリポタ6巻ネタバレあるかもなので,注意)
普段この手の話にはあんまり乗らない方なんですが,これはちょっと感動?したので紹介しちゃいます。米アマゾンで,ハリポタエキスパートパネラーに選ばれた,10才~17才の,10人の子供達です。アチラの子供はしっかりしてますねぇ。特に最年少10才のRachelちゃんはすごい! ほとんどがハーちゃんばりの女の子ばかりで,黒1点って言うか1人だけ男の子がいるけど,暗いんだ,コイツが。(笑)


6巻読書について

2005-07-01 00:04:40 | ハリポタ6巻
待ちに待った6巻の発売まで,あと約2週間となりましたので,そろそろ,HBPのこのブログでの方針についてお話しようと思います。

本の内容に直接触れる話は,今年一杯は,全てネタバレ専用のブログに書きます。あちらでは,大抵の場合,いちいち「ネタバレ注意」とは書かないと思いますので,覗かれる時は慎重になさってくださいね。その他,詳細はこちらをどうぞ。

‥と言いましても,読書期間にこちらに何も書かないでは寂しすぎますので,こちらはこちらで,それなりの情報を書こうと思ってます。例えば,「難しすぎて読めねーよ!」とか(汗;),英語のお勉強ネタとか(それができる能力があればですが)‥,

それと,う~~ん,例えば,5巻で言えば「ハリーはちょっと感心できない子になってしまったなあ」とか「シリウスには意外なバックグラウンドがあったんですね」とか「げっ,こんなヘンな屋敷しもべ妖精がいたのね!」とかいうような,具体的な事には触れないけど,軽いネタバレ注意程度の事なら(もちろんその場合はネタバレ注意表記しますが),書くかも。


Run!Run!Run!