広島へ旅行へ行く前の話ですが、自作パソコン3号機(通称、お母さん号)の調子がおかしくなりました。
起動すると次のような画面が出て止まってしまいます。
とりあえず、Windows XP インストール CDの回復コンソールを試しました。
これはDOSのようにコマンド プロンプトを入力するのですが、Cドライブを見てみようとしても「ドライブが存在しません」と表示されます。
CDで起動できるLinuxであるKNOPPIXで見ても、BIOSを見てもハードディスクを認識してないようです。
可能性として一番大きいのは、ハードディスクの物理的クラッシュです。
6年間使用したのでそういったこともあるのでしょうか。
しかし、そうならば話は簡単です。
新しいハードディスク(Western Digital WD5000AAKS)を買って交換してみました。
500GBと小さめですが、もともとの容量が200GBなので十二分ですし、価格も\5,005と手頃でした。
交換自体は簡単だったのですが、あいかわらず例の画面が表示されフリーズしてしまいます。
ということは・・・・・・・
ハードディスクが原因ではなくマザーボードのI/Oコントローラー・ハブ の破損だったわけです。
ショック!
しかし、こんなことで落ち込んでいてはいられません。
気持ちを切り替え、格安で機能回復を試みました。
まずマザーボードの交換です。
MSI K8TNEO-FIS2R → ASUS P5KPL-AM EPU(\5,808) に交換しました。
次に6年前のCPUでは合うわけもなくこれも交換です。
AMD ATHLON64 3200+ 2.2GHz → Intel Celeron Dual-Core E3200 BOX(\4,330)
メモリーもDDRタイプのものではスロットに入らないので変更です。
HYNIX DDR (PC3200)512MB×2 → トラセンド DDR2(PC2-6400) 1GB ×2 (\4,470)
価格の安かったので、容量も2倍にしました。
結局のところ、ハードディスクそのものには何ら異常が見られなかったので、こちらも3.5倍になりました。
VideoカードはRADEON9600(128MB)を使用していましたが、これを廃してオンボードを使うこととしました。256MB相当なので最新スペックとしてはやや弱いですが、今まで使用していたもの以上には違いません。
総額2万円ほどの出費でデュアルコアCPUに大変身です!
昨年、同僚のノートパソコンが故障しました。
マザーボードの交換で3万円かかったそうです。
もちろん性能は以前のままです。
一方こちらは、6年前のPCでありながらビデオ以外はほぼ最新のスペックを誇っていると思います。
自作バンザイ!
(続く)