シルバーウイングには、アクセサリーソケットが標準装備されております。
しかし、これは常時通電なのです。
つまり、メインキーをoffにしてエンジンを止めても、キーを抜いても電気が流れる状態にあるのです。
もちろん、取り付けたアクセサリーの電源をoffにすればいいのですが、これを忘れるとバッテリー上がりの心配も出てきます。
したがって、自作回路を取り付けてキー連動にしておりました。
この回路は下向きライトのコードを分岐し、リレーで連動させたものです。
キー連動化とともにナビ専用にアクセサリーソケットを分岐増設しました。
詳しくは、
http://blog.goo.ne.jp/pf11/e/4d928be7caa7e7bc8b05b9548715b627
しかしながら、先月初めナビの電源コードが溶けてショートしたのにともない、この自作回路もはずしてしまいました。
[理由1]ライトを上向きにすると、一瞬電流が止まるようでナビがリセットされてしまう。
[理由2]ナビの他にアクセサリーを使うこともなく、増設の必要はない。
[理由3]整備するためにはフロントカウルをはずさなければならず、これが一仕事である。
なお、ナビの電源コードは溶けて使い物にならなくなったので、家にあった古いレーダーのコードを代用しています。
ただし、端子の大きさが合わなかったので継ぎ接ぎしてあります。不細工ですが支障はありません。
敬遠していた常時通電ですが、メリットもありました。
【今まで(キー連動)】
①ナビを取り付る。
②バイクにまたがり、メインキーをONにする。
③ナビが作動する。
④セルを回してエンジンを始動する。
⑤一瞬電流が遮断されるので、ナビが再起動する。
【現在(常時通電)】
①ナビを取り付る。
②ナビが作動する。
(セルを回しても、通電しておりナビは起動したまま)
常時通電の方が早く起動できるので、衛星の捕捉も早まります。
このことは非常に重要なのです。
私のナビはお馬鹿なので、衛星を捕捉するのに時間がかかる上に、それまではわけのわからん場所を表示して使えないのです。
したがって、少しでも早く起動させることは大きなメリットがあるのです。
ときどき四輪だと泣きたくなるような道を案内してくれる困ったナビですが、二輪で使う分には頼れる相棒です。
少し前から調子が悪いように見えましたが、それは電源コードがショートしかかったことが原因だったみたいで、現在は快調に動いております。
これで、もうしばらくは活躍してもらうつもりです。