松代城を見学した後、城下町を散策しました。
まずは、観光案内所で地図とパンフレットをいただきます。
この町はたいへん観光に力を入れているようで、あちらこちらに、「120分の散策」とか「遊學城下町」とか「École de Matsushiro」とか書かれたポスター・ちらし・のぼり・のれんが目につきました。
【真田宝物館】
真田家に伝来した古文書や武具、調度品などの大名道具が収蔵されています。
ちょうど瓦の葺き替え工事をしていました。
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週火曜日(祝日・年末年始を除く)
料金:(真田邸・文武学校との共通券)大人500円,小中学生200円
【真田邸】
9代藩主真田幸教が母親の隠居所として建てたもので、明治以降は真田家の私邸として使われてきたそうです。
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:無
【文武学校(ぶんぶがっこう)】
1855(安政2)年にもうけられた藩校
教室だけでなく、剣道・柔道・槍術・弓道場などほとんどの施設が残っているのがすごい。
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:無
【象山神社】
祭神は幕末の先駆者、佐久間象山
【象山地下壕(ぞうざんちかごう)】
第二次世界大戦末期、本土決戦最後の拠点として、大本営・政府機関などを松代に移す計画がありました。
このために、舞鶴山・皆神山・象山に巨大な地下壕を掘削しました。
総延長5,853mあり、このうち500mを公開しています。
備え付けのヘルメットを着用しなければ行けません。
削岩機のロッドがぬけなくなってそのままになっています。
いかに、火急の作業であったか伺えます。
見学時間:9:00~16:00(入館は15:30まで)
休壕日:第3火曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始
料金:無料
【象山記念館(ぞうざんきねんかん)】
公武合体派の開国論者である佐久間象山の遺品、遺作が展示してあります。
自家製の電機治療器や医療蒸留器などもあり先進的な科学者であった一面も伺えます。
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日(祝日を除く)・年末年始
料金:(旧横田家住宅と共通券)大人320円,小中学生120円
【旧横田家住宅】
松代藩の中級藩士の邸宅
江戸時代末期の住宅です。
こたつでしょうか。
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:12/29~1/3
この他のも見どころはたくさんありますし、町並みは大変きれいに整備されていました。
ところどころに、休憩所ももうけられていました。
一般の住宅も、みな趣のある門構えをしています。
と思ったら、表側だけつくろっていたのでした。
【六文銭食べ歩きチケット】
散策しながら食べ歩きできるお得なチケットです。
観光案内所にて600円で購入できます。
六文銭のシールは、町内16店舗の食品と交換できます。
各商品は1文か2文なので、全部で3~6品と交換できます。
で、私が交換したもの
① おやき(おやき総本家松代店) 一文
いくつかある種類のうち好きなのが選べます。私は野沢菜を選びました。
ご親切にも、お茶と漬け物をサービスしてくれました。
② ちえもち(象山神社) 一文
小さなあんもちに粗めの砂糖をまぶしたお菓子
③ おにぎり2個(ふくじゅそう) 一文
お手製のゴーヤの煮物とキュウリの漬け物、お茶のサービスです。
三文使ったところで、お腹がいっぱいですので、残りはおみやげ用に使いました。
おみやげ品は「ふくじゅそう」の女将のお薦め品を選ぶことにしました。
④ あんこ菓子「石衣」(象山屋菓子店) 一文
あんに砂糖をかけて固めた菓子です。
これを2つ交換しました。
⑤ 御神酒飴(宮坂酒造店) 一文
地酒の試飲を勧められましたが、バイクなので泣く泣く撤退しました。
1文=100円に相当するのですが、どう考えてもお得です。
現に、②ちえもちは200円で販売していました。
600円で食事とおやつとおみやげが手に入りました。
また、どの店も大変親切でした。
この六文銭食べ歩きチケット、イチ押しです。
松代はいいところです。
レンタサイクルで一日かけてまわるのがイイかと思います。