橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

銀翼に乗って善光寺参り

2012-04-20 | ツーリング

所用のため長野へ行くことになりました。
朝6:00出発。
中央道をひたすら走ります。
この日は晴れたり曇ったり猫の目のように天気が変わります。
晴れ間は春のぽかぽか陽気なのですが、雲の陰になると寒い寒い寒い
なにしろ、雲が低くたれ込めています。
ボールを投げると届くくらい・・・とおもっていたら地上まで降りてきたWooooooooo!!

こうなれば、出発時に外そうか悩んだハンドルカバーとグリップヒーターがだけが頼り。

長野市内ではマラソン大会で交通規制、そして渋滞・・・

しかし、そんなこんなでも9:00には善光寺に着いちゃいました。
駐車場の案内はすぐわかりましたが、バイクはどこに止めていいかわからず、すぐ脇に置いちゃいました。


山門


その脇には、濡れ仏
延命地蔵の大仏様で、八百屋お七の冥福を祈って立てたという伝説もあります。


国宝でもある本堂
大きな大きな木造建築です。
ここでは参拝だけではなく、戒壇めぐりも体験しました。
500円支払い、内陣にてご本尊に祈ります。
その後、瑠璃檀下へ階段で降りていきます。
内部は暗黒の通路になっており、その途中にある極楽の錠前を触れてくるのです。
人々の声から察するには結構広いようですが、暗黒が迫ってくるようで非常に怖い思いをしました。

戒壇めぐりを終えたところで、御朱印をいただきました。


大奥供養塔
善光寺は徳川家から厚い庇護を受けていました。


千人塚
江戸時代に起きた百姓一揆の供養塔です。
善光寺は庶民のお寺でもあるのです。


日本忠霊殿
戊辰戦争以降の英霊を供養しております。
1階部分は善光寺史料館が併設されており、戒壇めぐりの半券を見せただけで通してもらえました。


経堂

境内の一角には大勧進とよばれる住職が住んでおられるエリアがあります。


護摩堂
毎日5回休む事なく護摩祈祷が行われています。


萬善堂
大勧進の本堂です。
この奥には宝物殿があり、500円で入場することができ、さらに、

紫雲閣にて

お茶をいただくことができます。

眼下の池では春の日差しの中、甲羅干しをする方々の姿が見られました。

再び境内に戻ると、急遽皆さん一列に並び始めました。
「お数珠頂戴」です。
住職が本堂に日々のつとめのため向かう際に、人々の頭を手にされた数珠で触れ、功徳を分けてくださるのです。

ほどなく、付き人を従えてお姿を現されたのですが・・・
驚いたことに大変お美しい尼僧!
てっきり、おじいさんを想像していただけにびっくりです。

あとから調べてわかったのですが、善光寺には2人の住職が存在します。
先ほど紹介した大勧進のお貫主さま、と少し離れたところにある尼寺の大本願のお上人さまです。
お上人さまは現在体調不良であるため、代わりに勤められた副上人さまのお姿を拝見したのでした。

参拝を終え、次の目的のために門前町へ向かいました。
大変な賑わいです。

いいですね~、こういう表示

丸八たきや


そば道楽 1,680円
私は温かいそばが好きです。
しかし、長野の人はそばといえば冷たいそばに決まっているとテレビで見たような・・・あれ?松本だったけ?(長野と松本を一緒にするとすごく怒られます)
とにかくどちらも楽しめました。

そばを待つ間に出された「揚げそば」をポリポリ
結構いけます。おみやげに買っちゃいました。

さらに長野駅方面に向かって歩いていくいくと仁王門がありました。

これを越えた先に本日の第一目的地である
八幡屋礒五郎大門町店
七味の専門店です。

数年前に京都の七味専門店をテレビで見て興味を持ちました。
その後各地の七味を試してみましたが、一番気に入ったのがここの品です。
七つの薬味のバランスがよく変に自己主張しないので、素材の味を崩さないありそうでなかなかない絶妙な一品です。


通常は缶の裏面に善光寺本堂がプリントされているのですが、
2012年イヤーモデルでは惜しまれながら引退した長野電鉄2000系車輌となっております。


もひとつJFL加盟を記念した2011年イヤーモデルAC長野パルセイロ缶

店内にはこんな商品も置いてありました。

食べてみると普通の甘いキットカット・・・
あとからじんわり唐辛子の香りと辛みが・・・ウエハースの間に一味を含んだジャムが挟まれているようです。後味が楽しめます。

帰り道でのこと、長野市内でウインカーも出さずに目の前を割り込んで車線変更してきたクラウンがいました。
信号待ちで横に並んで、運転席の窓をノックしてやりました。
なんか偉そうなおじさまが必死に視線をそらしていました。
再度ノックしてガラスを下げさせ、こう言い放しました。
「給油口の蓋が開いてますよ。」
しばらく絶句した後に・・・
「ども」
あのときの表情は愉快でした。
こうして、さわやか信州をあとにしたのです。

サービスエリアでハンドルカバーを外しました。
暖かくなったことと、これを使いたくなったからです。


これ普段は使わないですが、疲れたときの高速道路では活躍します。
楽ちんです。

コメント (20)
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