太平洋フェリーの船室は、
2等,B寝台,S寝台,1等,特等,セミスイート,スイート,ロイヤルスイートの8タイプ用意されています。
私が選んだのは、S寝台です。
大部屋ではありますが、カプセルホテルのようにプライベートスペースは、確保されています。
1クラス下のB寝台に対し、S寝台は二段ベッドでないこと、テレビ・コンセントが設置されていることが相違点です。
部屋のグレードによって料金は当然異なるのですが、
それとは別に乗船日によっても異なる料金設定になっています。
乗船客が少ないだろう期間をA期間とし、混むにしたがってB期間・C期間と三段階に区分されており、料金も上がります。
若い頃、ゴールデンウィークに2等に乗ったことがあります。
ぎゅう詰めで、私に与えられたスペースは、体育座り程度のみ。
足を伸ばして寝転ぶと向かい側のカップルの間に入ってしまう始末
しょうもないので毛布を持って甲板ですごしました。
なお、この時、同行した友人は、混んだ中で財布の中身を抜き盗られてしまいました。
逆に、8月末日に乗った時は、ガラガラで、2等でありながら10畳ぐらいのスペースが確保できました。
まるで、ついたてのない個室でした。
期日によって混み具合は、大きく異なりますね。
今回は、仙台までフェリーを使い、
宮城→山形→福島と回り、高速道路を使って帰る予定です。
逆周りにして、帰路をフェリーにしたかったのですが運行日程と合わせることができませんでした。
このため、料金設定区分もA期間ではなくB期間になってしまいました。
この差は、非常に大きなものです。
料金設定が異なることに加えて、
A期間では、早割が適応されます。
乗船日の28日前までにネットで申し込むと最大50%の割引がされるのです。
B期間ではネット割引で5%引いてもらえるだけです。
今回、S寝台+バイク(50~400cc)で¥17,600でしたが、A期間では¥9,500で済みます。
さらに、A期間ならば安くなったぶんを客室のグレードアップに使う手があります。
1等は定員2名の個室ですが、一人で利用することもできます。
その際、B・C期間は、大人の半額利用をプラスして払いますが、
A期間ならば上乗せ分は必要ありません。
ですから、1等でも¥12,000で済み、B期間のS寝台よりも¥5,600お得なんです。
翌朝、犬吠埼沖まで達していました。
朝食は、バイキング
食べ過ぎました・・・・・
船の中ですから、運動量も少なく
お昼になってもお腹が空きません。
ですから、昼食はカレーパン1個です。
予定通り、16:40仙台港に到着しました。
まだまだ、日が長い時期ですので、このあと多賀城へ向かいました。
上陸後の初登城は多賀城ですか、そういえば学生の時に知り合いの大学の先生の史跡調査に運転手役で行きました。内容はすっかり忘れていますが。
いつかは北海道に行きたいので、その時はフェリーに乗って行こうかと思うけど、時期を選ばないと。ですね(^ー^)ノ
それなんですよ、言いたかったことは。繁期と閑期で料金を変えるのは致し方ないと思うのですが、ちょっと差が大きいですよね。
史跡調査は同行したいものです。もっとも、大学生の頃は興味ありませんでした。
北海道は是非バイクで回ってほしいものです。
となると、冬場は厳しい。
せっかくだから、ゆっくり日数をかけて回りたい。
となると、まとめた休みが取れる時期になる。
結局、夏になっちゃうんですよね。
わかってらっしゃいますなぁ。
2段ベッドが一番コストパフォーマンスに優れていると思うのです。どんなに混んでいても、ベッド1つ分のプライベートスペースがあるわけだし、運よければ一人で使えます。