米沢城は、現在、松が岬崎公園として整備されています。
大変広い駐車場(無料)が用意されています。
本丸跡は上杉謙信を祀る上杉神社となっています。
謙信は、越後春日山城で亡くなりましたが、次代の上杉景勝が会津を経て米沢へ移封されたのに合わせて廟も遷されました。
初代米沢藩主上杉景勝(左)と家老の直江兼続(右)
家老の身分で銅像が建てられている人なんてまずいないです。
にもかかわらずは、こんな巨大兼続人形もありました。
「伊達政宗公生誕の地」の碑
勘違いされている方も多いですが、正宗は仙台ではなく米沢の生まれなんです。
上杉鷹山
第9代藩主
当時の米沢藩は財政破綻寸前
にもかかわらず、家臣は大藩だったころのプライドがあり、支出を抑えることができなかったそうです。
そこで、自ら先頭に立ち、藩政改革を成し遂げました。
できた方は言うことが違いますね。
鳥居
神門
狛犬
鉄製の灯籠
鹽竈神社にも立派な鉄製灯籠がありましたが・・・
釜石が近いことは関係ないと思いますが・・・
本殿
祭神は上杉謙信公です。
稽照殿
開館時間: 9:00~16:00
拝観料: 一般 400円,高・大学生 300円,小・中学生 200円
休館 : 冬期(12月~3月)
*正月(1/1~1/3)、雪灯篭まつり(2月第2土、日)は開館
上杉神社の宝物館です。
上杉謙信、景勝、鷹山、直江兼続の遺品をはじめ、文化財がいっぱいあり見応えあります。
拝観料以上の価値は充分あり、ここはおすすめです。
なお、直江兼続所用の「愛」の一字の甲冑も見られます。
城の遺構はほとんど残っていません。
堀ぐらいでしょうか。
北側はハスでいっぱいでした。
ロータリークラブによって植えられたものだそうです。
二の丸跡へ移動しました。
米沢市上杉博物館
休館日: (5,9,10,11月)第4水曜日,(12~3月)月曜日,(年末)12/26~12/31
開館時間: 09:00~17:00(入館は16:30まで)
常設展示室入館料:一般 410円,高校・大学生,200円,小・中学生100円
上杉鷹山の紹介ビデオはわかりやすくてよかったです。
上杉伯爵邸
1896(明治29)年、上杉家14代茂憲(もちのり)伯爵邸として建てられました。
現在は、お庭を見ながら食事が楽しめるようになっていますが・・・
場違いでした。
失礼しました~
松が岬神社
こちらには上杉鷹山公が祀られています。
草木塔(そうもくとう)
草や木を大切に想い、それを供養するために建てられたものです。
草木塔は国内に160基以上の存在が確認されていますが、建立されている地域は本州の一部であり、約9割は山形県内(置賜地方)に集中して存在する独特な石造物文化です。
上杉城史苑
こちらでは山形の名産品やおみやげを購入できますし、カフェやレストランもあります。
直江兼続の兜の前立てのTシャツを買いました。
官民がコラボして観光に力を入れているようすがひしひしと感じられました。
上杉景勝を知らない一般人は多いでしょうけど、
家老の直江兼続を知ってる人はたくさんいますからね。
確かに家老の像って見ないですよね・・・f^_^;)
いつの間にか大河ドラマと観光PRや地域おこしが連携するようになりましたね。それはそれでけっこうなんですけど、日本中が「おらが県を扱ってくれ」と望んでいることと思います。いっそ、国体のように輪番で回すとどうでしょうか?
大石内蔵助の像はありそうですね。