鶴岡のホテルを出て、バイクで1時間50分
新潟県の村上に着きました。
まずは、
東北電力村上電力センター
所在地:新潟県村上市二之町6番36号
ここの入口にて続日本百名城スタンプを押印、パンフレットも置いてありました。
東北電力村上電力センターの少し先に駐車場があります。
駐車場は新しく、数十台位停められる広さでした。
村上城は、総構え(城下町全体を要塞化すること)であったのでここらは、すでに城内です。
一文字門跡
ここから山頂にある本丸まで続く七曲道が始まります。
七曲道は緩い勾配で登りやすいですが、それでも息があがり、汗が吹き出ます。
四ツ門跡
左へ行くと三の丸、右は二の丸・本丸、直進するともう一つの登城路である中世遺構散策コースと四叉路になっており、ここに門が設けられていました。
合理的ではありますが、防御的観点から見るとどうでしょうか。
私ならば、あえて互い違いにしますが・・・。
三ノ丸
調練場として使われていました。
武具櫓跡
靱櫓跡(ゆきやぐら)
三の丸隅には、二重櫓が築かれていました。
靱(ゆき・ゆぎ)とは、武士が矢を詰めて背負った籠のことで、武具庫の役割もしていたと考えられます。
二の丸
御鐘門跡
礎石も綺麗に残されています。
村上城は戦国時代だけでなく江戸に入ってからもころころ城主が変わっています。
しかしながら明治維新まで存在していました。
村上藩は親幕府派と新政府派で意見が分かれて分裂状態となり、1868(慶応4)年、親幕府派は山麓居館に火を放って庄内方面へ脱出、庄内藩兵と合流し、新政府軍と羽越国境で交戦しました。
出櫓跡
黒門跡
本丸が見えてきました。
埋門跡
冠木門跡
本丸到着
本丸からの眺め
天守台
3層天守があったそうです。
所要時間:55分
訪問する一週間ほど前で村上市を豪雨を襲いました。
よって、訪問すべきか悩みましたが、村上城のあるところは被災地とは違うという情報を得て今回登城することにしました。
しかし、このあと米沢城に向かう途中、災害の爪痕を目にしました。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。
結構ハードな感じですねぇ~
でも石垣が素敵♪
七曲がりなんですが、どうも8回曲がっているような?勾配が緩く登り易い坂は、その分スピードが上がって心肺や足腰にかえって負担になります。
城マニアは石垣を見ると疲れは吹っ飛びます。ここの石垣は美しいですからマニアでなくてもその気持ちがわかるのじゃないでしょうか。