プリウスの高速走行について、よく言われている点をあげてみる。
① 一般車と逆で、市街地より燃費が落ちる。(エンジンを使う頻度が大きいため)
② サスが貧弱なため、接地感に欠ける。(MC後は改善されたと聞く。)
③ 横風に弱い。
④ 意外と強烈な加速をすることができる。
本日、高速道路を200km走行する機会があったので、上記の点を中心にインプレしてみたい。
① 納車後から郊外の幹線道を中心に100kmほど走行した平均燃費が、25.5km/lである。高速走行後、モニターには25.6km/lと表示されており、ほとんど変化はなかった。なお、高速では急加速はせず、走行車線と追い越し車線を半々くらいのペースで走行した。
② 吸い付くような走りはしないが不安を感じるものもない。必要十分で自慢するほどでもないといったところか。つなぎ目を通り過ぎる時の突き上げ感は甘く処理できていると思う。
③ これは何と比較するかによって異なるだろう。私の前車のトラヴィックと比べて変化なし、前々車のガイヤよりはずっとまし、まぁミニバンと比べてもしょうがないか。吹き流しが真横になるくらい風が吹いていたが怖い思いはしなかった。トラックに追い越しされるときに振られることが2回ほどあった。
④ 慣らし運転中なので実施せず。後日、報告します。
そのほか気づいたこと。
サービスエリア駐車場からそろそろと発進したのですが、車に向かって歩いているおじさんが気づいてくれません。十二分に注意が必要です。
走行中の音は静かではありません。もちろんうるさくはないですけど、ロードノイズが大きいです。市街地も含めて、静粛性を優先して車を選ばれる方は、試乗してみてから考えられた方がよいと思います。
10th Anive特別車なのでオートクルーズがついてきました。無くてもかまわない装備ですが、あると楽ですね。プリウス乗りの間では省燃費走行に重宝がられているみたいです。
これはエコを意識させる近未来的なモニターですね。
乗り手がイヤでも燃費や環境問題を意識せざるを得ないような仕様ですな。
ところで、ガスは普通に入れるとしても、バッテリーは充電する必要はあるのですか?それとも走行充電だけで間に合うのでしょうか?発信・低速時にはモーターがメインになるはずですので、結構放電するのではないかと・・・。バッテリースタンドというものは街ではあまり見かけませんし。
②エンジンがはたらいているときにも発電機で発電します。バッテリ-残量が少なくなるとこれを自動的に行います。
①,②の状態は写真とは別に切り替えた画面で確認できます。いずれにしてもおっしゃるとおり「乗り手がイヤでも燃費や環境問題を意識せざるを得ないような仕様」です。
とても分かりやすい説明、ありがとうございます。
周りにはこれに乗る人がいないものですから。
驚きました。回生ブレーキとは、発電ブレーキなんですね。確か電車のブレーキに採用されたとかで聞いた事があります。
それにしてもよく出来ていますね。これからはハイブリッドが当たり前になるでしょう。追い追い、バイクもそうなってきそうですね。
小型軽量高性能なバッテリーが安価な価格で開発されないとバイクにはまだまだですね。
進展国で走っている100ccクラスのカブは、60km/L位走りますので、まだまだ内燃機関の時代は続くのではないでしょうか?
電車の場合は減速時に発電した電気を架線に返して他の電車が走るエネルギーにしています。