ゆとり教育なのだろうか、自分の子どもの頃と比べ、小学校で習う歴史が激減しているように思います。
今日のように、素人ながらも歴史探訪を楽しめるきっかけは小学生の頃にあったと思うと、子どもたちにそう言った機会だけでも与えなければいけないと思います。
そんな折、テレビで知りました。
「週刊 マンガ日本史」朝日ジュニアシリーズ
毎週、歴史上の人物1名ずつ、漫画で紹介する全50巻シリーズです。
執筆陣がすごい。
安彦良和・里中真智子・大島やすいち・村上もとかといった有名漫画家が週替わりで担当しています。
よんでみるとなかなか人間くさく描かれていて面白いです。
気になるのは2点、
まずは価格。
創刊号は180円であるが、以降は490円これが50巻となるとけっこう高い。
しかも、全巻終了後、「週刊 マンガ世界史」が発行される予感が・・・・???
もうひとつは、取り上げられる人物の選定です。
昭和時代の人物は杉原千畝・東条英機・ひめゆり学徒隊・マッカーサー
このあたりはバランスを配慮してのことだろうか。
内容が楽しみです。
小学生の時、友人の家で見た子ども向けの歴史の本に興味を覚えました。
さっそく、父にねだったところ、「少年日本史」たる本を買ってくれました。
が、この内容がすごい!
皇紀からはじまって、大東亜戦争でしめくくられています。
学校の先生に「大東亜戦争って、どんな戦争ですか?」と質問したもんね。
表記も旧字体がつかってあるのです。
前文に「現在つかわれている略字は、GHQに押しつけられた物であり、私はいつか本来の字が復活するときが来ると信じている」といった意の記述がありました。
あれは読みにくかったなぁ。
ただ、注意しなければならないのは、扱っている人物をヒーロー扱いにしないことだと思います。歴史上の人物を客観的にマンガで表すのはむずかしいとは思いますが、作者の腕に期待したいところですね。
この手のシリーズ物は創刊号は安いんですが、それ以降が・・・。それも毎週となると小遣いが・・。
予想通り、世界史は出るとだろうと思います。
私は、歴史に興味を持ち始めたのは橋吉さんと似ています!とはいっっても「歴史小説」ですが、親爺が○○○で読んでいた司馬遼太郎の「燃えよ剣」を○○後も大切にしており、こっそり読んだのを皮切りにその中の登場人物を追うように次々に興味が湧いていろんな作品を読み漁り司馬遼はほぼ制覇しました!そんな訳で今、息子達には「勉強せい!」といわずに本棚に黙って置いています、長男はどうやら読んでいるようで、「龍馬が生きていればどんな日本になってたやろう」とか言っています、ガス山さんの仰るように小説は危険をはらんでいますので、やはり客観的に歴史を見る目を養ってもらいたいと思います!最近の私と言えば、シルバーさんに「右翼やろ?」とか聞かれたり、表紙の卑弥呼が妙に色っぽく見えたりと、すっかりあきません、もう一度正しい日本史を勉強しようと思います!
で、現代が面白くないから歴史ブームなのでしょうか。ブームは世界史じゃなく、日本史ですよね。不景気からくる、軽度の民族主義、なんちゃって民族主義かしらん。
例えば、大化の改新の立役者である中大兄皇子と中臣鎌子。以前は腐敗した政治を一新した改革者といったイメージでしたが、この本では残酷なクーデターの首謀者としての一面も載せています。天皇の眼前で殺戮をしたわけですから、その通りかも知れません。聖武天皇は自信喪失のへたれであり、だからこそ仏教にすがり大仏を建造したとされております。里中真智子の細々としたタッチが妙にはまっていました。
週刊○○って、多く出ていますね。テレビCMを見ていると購買欲をかき立てられるものもしばしばあります。全巻合計するとけっこうな金額になり、割高ですね。通常はカラー写真がふんだんに使われているのだから致し方ないと思うのですが、マンガなので多少紙の質を落としても安くして欲しかったと思うのは私だけでしょうか。
あと、この種の本は読んでいないうちに次号が発刊されてしまい焦りますが、今回は読むのにさほど時間がかからないのは幸いかな。
太陽系の惑星は水金地火土天海であり、冥王星は惑星ではありません。自然科学の世界でも見方・考え方は変わります。ましてや歴史はそうですね。かつて、石ノ森章太郎の「マンガ日本経済入門」で勉強しました。
司馬遼太郎は好きな作家です。中学の時、図書館で見かけた「龍馬が行く」のタイトルが何となく気になって読み始めたのがきっかけで何冊か読んでいます。
考えてみたら、最近はめっきり本を読んでいないですね。雑誌はけっこう目を通すのですが・・・
世界的に見ると民族主義があちらこちらで台頭していますが、我が国はこれからだとおもいます。現在の歴史ブームに原因の一つはゲームです。武将がかっこよく描かれていたので女の子達を中心に興味を引いたみたいです。もう一つは不況で行楽が安近短となり、国内の名所旧跡巡りが活発化したからだと思います。で、ここで歴史に興味を持った民衆から民族主義が勃興するかも知れません。