古宮城から、国道301号線を南へ800m移動し、亀山城へ向かいました。
上野国から三河国作手地方に移住した奥平貞俊は、1424(応永31)年に亀山城を築き本拠地としました。
元亀年間(1570年~1573年)には、貞能の子貞昌(信昌)が甲斐国の武田氏に従属したため、武田氏の三河侵攻の拠点となりますが、1573(天正元)年には徳川氏へ転属します。
関ヶ原の戦いの後、1602(慶長7)年には信昌の四男松平忠明が城主となり作手地方支配の拠点となりましたが、1610(慶長15)年に伊勢国の亀山城へ移封されると、城は廃城となりました。
国道301号線沿いにある道の駅「つくで手作り村」
国道301号は山間部を通る快走路で、信号も交通量も少なくツーリングやドライブには最適です。
このため、バイクもご覧の通りごった返していました。
四輪にいたっては、第一駐車場がいっぱいとなり、奥にある第二駐車場まで使っていました。
「古城まつり」なるのぼりが立っていました。
第二駐車場脇に亀山城址入口があります。
現地案内板より
小さな丘の上に、土塁に囲まれた本丸と二の丸があり、そのまわりを小さな曲輪が取り囲んでいる単純な縄張りです。
ささゆりを守るために、
電子柵が張られています。
いざ、登城
空堀
西曲輪
腰曲輪
腰曲輪には所々穴が掘られています。
武具を隠しておいたのでしょうか。
本丸の東側木戸口跡
本丸
現地案内板
本丸は四方を土塁で囲まれています。
西側木戸口跡
二の丸
二の丸南の空堀
南曲輪
道の駅に隣接していることもあり、見学者がたくさんいました。
高低差はさほどなく、よく整備されていることもありピクニック気分で訪れることもできます。
道の駅に戻って、昼食をいただきました。
山菜そばを注文したところ、黒い麺の田舎そばでした。
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