デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



市の西の方まで行った帰り、隘路で猫を見かけた。


いい具合に歩いているぞ

飛び上がる瞬間は撮れなかった。


チラッとこちらを見た後、見向きもしない…

御苑を自転車で通りかかると、桜の色が目に映った。



ところによっては、もう咲いているのかと思ったが満開ではなかった。
でも桜の前は桜を背景にカメラに写る人、花を間近で撮る人で、そこそこ賑わっていた。
桜の前のベンチに腰掛けていた年配のおじさんに声をかけられた。楽器のケースが気になったとのことだった。私がウクレレだと返事すると、珍しいからよかったら聴かせてほしいと言われた。
どうしようかと思ったが、おじさんと話していると、おじさんは何と尺八を30年以上も吹いておられて、定年後は古典だけでなく童謡やポップスまで自分なりに音を探して、屋外で思い切り吹いて楽しんでいるという。今日(3/21)はたまたま暖かいからか人が多くて、さすがに吹けない状態だが、大抵の日は近辺で練習しているとのことだった。
そんな御仁から声をかけられたとならば、ウクレレを出さないわけにはいかんでしょと、周囲に少し臆しつつも、おじさんといろいろと尺八の特徴や音楽全般の話をしつつ、2・3曲、ミスも連発した拙い演奏ではあったが覚えている範囲内で弾かせてもらった。
おじさんは「これに加えてビールもあればもっと楽しいなぁ」と言ってくれた。私も同じことを感じた。
おじさんの尺八の練習場所も教えてもらったことだし、いずれおじさんとは再会できるだろう。練習場所ではいろんな楽器を持った人が各々音を奏でているという。私もいろんな楽器をもった人の中の個性ある一人になるだろうと、にこやかに言ってくれた。別れ際、私はおじさんと握手して「ではまた」とあいさつした。

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